
【キャパシティの意味とは】正しい使い方と意味を事例付きで解説
皆さんは「キャパシティ」の意味や使い方を知っていますか?キャパシティには様々な意味があり、主にビジネスの場面で幅広く使われています。この記事では語源から使用例、さらには派生語までしっかり解説していきます。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
キャパシティの意味を誰でもわかりやすく解説
友人同士でもビジネスの場でも、コミュニケーションを取っている時に「キャパが足りない」とか「キャパを増やす」などと言ったワードが出てくる事があります。しかし「そもそもキャパ(キャパシティ)とはどう言う意味?」って思っている方もおられるかも知れません。今回はそう言った方に向けてキャパシティについて解説していきます。
キャパシティの意味を一言で言うとどういう意味?
キャパシティの意味を一言で言うと「容量」です。意味合いとしては体積を意味するケースから、収容を意味するケース。人間の能力を意味するケースから機械やコンピュータの能力を意味するケースと様々な場面で使用出来ます。
キャパシティの語源は英語なのか?
キャパシティの語源は英語です。英語ではcapacityです。capには「つかみ取る」というような意味があり、ityには「こと」というような意味があります。これを繋げるので「つかんでおける量」「とどめておける量」「把握できる力」という意味となっています。
キャパシティはキャパと一緒の意味
英語のcapacityをカタカナ読みでキャパシティ。それを略してキャパと一般的によんでいます。ですので、コミュニケーションの中で使用する上では、意味としては全く同じです。むしろコミュニケーションの中では、キャパシティの事をキャパとして使用されるケースが多いです。
キャパシティの意味、正しい使い方を解説
キャパシティの正しい使い方をここでは紹介していきます。
キャパシティを広げたい
「キャパシティを広げる」の会話の中で使用される例文を紹介します。
<例文>
収容人数500人の会場では狭いので、800人の会場にキャパシティを広げたい。
キャパシティは容量が本来の意味ですので「広げる」よりかは「大きくする」と言うのが正しい使い方です。ただし、一般的な会話の中では、例文のように「広い」という表現でも会話は成立しますので理解しておくようにしましょう。
頭が一杯でキャパオーバーになる
「頭が一杯でキャパオーバーになる」という例文に対しての説明をします。
主に考え事の量が多過ぎて、パニックになりそうな場合にこう言った使われ方をします。即決即断で判断して処理できる人は問題ありませんが、優柔不断で行動にうつしにくいほど、この状態になる傾向は強いです。
もっとキャパのあるドームでコンサートをして欲しい
「もっとキャパのあるドームでコンサートして欲しい」という例文に対して説明します。
ドームだと何万人という収容人数を集客する事が出来ますが、コンサートホールだと数千人の収容人数しか入る事が出来ません。ここでのキャパは収容人数=収容能力=収容量という意味合いとなります。
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▶︎【キャパオーバーとは】使い方や例文などご紹介します
ビジネスで出てくるキャパシティの意味、使い方とは?
ここでは、主にビジネスのコミュニケーションで出てくるキャパシティの意味や使い方を説明します。
キャパシティがオーバーするってどういうこと?
ビジネスにおけるキャパシティがオーバーすると言う意味を紹介します。
- 「処理能力の限界の量を超える」という意味(時間的キャパ)
- 「処理能力の限界の種類を超える」という意味(人や機械の能力的キャパ)
- 「(パソコンのサーバーなど)容量が足らない」という意味
主に、上記のような意味合いで、キャパシティがオーバーするという意味が使用されます。
コミュニケーションの話の流れから、どういった内容を意味しているのかの判断は必要です。
キャパシティが狭い人の特徴とは?
キャパシティの狭い人の特徴は、様々な案件を整理し、スケジュール管理ができていない特徴があります。また「指示待ち」の仕事の仕方をしている人もこの特徴に当てはまるケースが多い傾向にあります。
逆に、仕事を能動的に、周囲の人に喜んでもらえる意識で、先手で仕事をこなす事の出来す人は、指示される前に動きますので、スケジュール管理も自ら行う事ができ、キャパオーバーになりにくいです。
キャパシティを広げるにはどうしたら良い?
ここではキャパシティの広げるにはどうすれば良いかについて、説明します。
キャパが狭くても広げることができる
現状のキャパが狭くても広げる事は可能です。ここでのキャパを広げると言う意味は、「自身の仕事の処理量を大きくする・処理能力を上げる・生産性を高める」という事を意味します。
キャパを上げる一番の方法は、まずは自身のスキルアップです。自身のスキルアップで処理能力を上げるという事がキャパの拡大に一番効果的です。
キャパシティを広げるには物事を整理、リスト化する
キャパシティを拡大するには、物事を整理し、リスト化する事も1つの方法です。この手段は、正確にはキャパシティを拡大するというよりかは、持っているキャパシティを無駄なく有効に活用するという表現が正しいです。
時間は全員平等に限られた時間しかありませんので、その使い方についてのムダを省いて行くことで、キャパシティの有効活用が可能です。
考える前にまず行動してチャレンジして克服する
即決即断で行動ができない人は、考えてばかりいて物事が前に進まず、その結果タイミオーバーでキャパオーバーとなってしまうケースが見受けられます。そういった傾向だと自覚ある方は、まずは考える前に行動するという事にチャレンジしていくのが良い方法です。
仕事をしながら、行動をしながら考え、着地点を見つけて行くという方法は1つのキャパを有効活用する事のできる手段です。
キャパシティの含まれる単語とその意味は?
キャパシティの含まれる単語とその意味についてここでは説明します。
キャパシティプランニングとは?
キャパシティプランニングとは、IT用語です。
基本情報技術者資格のテキストに記載されている定義としては、「計画・開発中あるいは稼働中のITシステムに求められるサービス需要/サービスレベルからシステムリソースの処理能力や数量などを見積もり、最適なシステム構成を計画すること」としています。
キャパシティ要件とは?
キャパシティ要件とは、システムに対する要求パフォーマンスを維持、継続する為に必要とされることの事を言います。ビジネスレベル・サービスレベル・リソースレベルがキャパシティ要件としての検討事項になります。
これらについては、現状の要求レベルで考えるのではなく、将来的なシステム運用のレベルを考慮し、上述のキャパシティプランニングを実施する必要があります。
キャパシティ管理とは?
キャパシティ管理とは、システムのキャパシティ(リソース/パフォーマンス)を定常的に監視し、問題点等を前もって認識し、最適なコストで、改善に結びつけるプロセスのことです。
システムのキャパシティ(容量/パフォーマンス)とコスト、またはビジネスに対する要求と利用可能な処理能力のバランスを取り、システムキャパシティをマネジメントする活動です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はキャパシティーについて説明しました。この記事を読んでキャパオーバーについて少しでも理解を深めていただけていれば幸いです。
最後に、JobQで投稿された質問も併せて見てみましょう。
職場でよく使われるビジネス用語は何ですか?
私自身、カタカナのビジネス用語に詳しくないのですが、転職先でそういった用語を使う人がとても多いです。
正直、日本語でいいのに…と思うことが多いのですが、郷に入りては郷に従えということで、必死に覚えている最中です。
こんなに毎日カタカナ用語が飛び交う弊社は特殊なのかな…と思ったりもするのですが、皆さんの会社はどうですか?
良く使われている用語があれば教えてください。
カタカナ用語が飛び交うのはかなり特殊だと思います。
業界によっては、さらに英単語が飛び交うのが日常茶飯事で、私も覚えるのが付いていくのが必死です。 それに…続きを見る
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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