
【ファミリーデーは迷惑?】苦痛に感じないためには
皆さんはファミリーデーという行事がある事はご存知でしょうか?ファミリーデーとは、社員の家族を会社に招待して交流を深めるイベントです。ですが、この行事を迷惑と感じる方も少なくありません。そこで今回はなぜ迷惑だと思われてしまうのか、ファミリーデーのメリットはあるのかについて紹介していきます。
ファミリーデーは実は迷惑な行事なのか
ファミリーデーとは、社員の家族を会社に招待して交流を深めるイベントです。
目的としては、社員が働きやすい職場を作るということです。
社員の家族との交流や社員同士の交流が深まることで、社員同士が助け合う雰囲気を作り出すことを目指しています。
とはいえ、実施や参加に社員が協力的かと言われると、必ずしもそうではありません。
もし家族が参加しやすい休日にファミリーデーを行うのであれば、休日である1日を潰して行事に参加しないといけなくなります。
結果的に、ファミリーデーというイベント自体を迷惑に感じてしまう人がいることになります。
この章では、「ファミリーデーが迷惑な行事なのか」という部分を紹介します。
ファミリーデーは社員の家族のための行事
ファミリーデーは、社員の家族をターゲットにしたイベントです。
普段、会社の中に入ることができないパートナーや子供を招待することで、「どんな仕事をしているのか」「どんな取り組みを行っているのか」など、会社の業務内容や取り組みについて、深く知ることができる機会になります。
また、家族から仕事に対する理解を得られることで、社員のモチベーションも向上し、生産性の向上が期待でき、社員・社員の家族・企業ともに相乗効果を得られるというメリットがあります。
ファミリーデーが迷惑な人もいる
ファミリーデーを普段の日に行う企業の場合、「仕事に集中できない」など、迷惑に感じる方も多いです。
特に、独身者が多い部署では
- 「小さい子供の対応が困る」
- 「子連れで自分の席まで挨拶に来てほしくない」
- 「他人の子供に怪我をさせてしまうかも」という不安 など
上記のように、ファミリーデーが大きなストレスと感じる方もいます。
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ファミリーデーを迷惑だと感じる場合
他にも、ファミリーデーを迷惑と感じる人に多い理由として以下のようなものが挙げられます。
- パートナーがいない
- 会いたくない人がいる など
この章では、ファミリーデーを迷惑と感じる場合について紹介します。
独身で家族がいない場合
パートナーがいない方であれば、正直なところ「他人の家族団らんのイベント」が、億劫に感じるかもしれません。
また、離婚したばかりの方であれば、他人の家族団らんを見ることが、とても辛く感じることもあるでしょう。
さらに、子供が苦手な方も、対応が困るのではないでしょうか。
特に多いのが、「子供が嫌い=冷たい人間」というイメージです。
このような風潮が正論となってしまうこともあるので、ただただストレスに感じてしまう方もいます。
会いたくない人がいる場合
人間同士のコミュニケーションなので、合う合わないという問題は少なからず発生します。
ファミリーデーの場合、社員の家族同士の交流もあり、「○○さんのところの奥さんが苦手」という方もいると思います。
それが、上司の奥さんともなると、「対応が面倒」「会いたくない」という気持ちも、より一層強くなるかもしれません。
ファミリーデーを苦痛に感じないためには
ファミリーデーは、人によって苦痛に感じる方もいます。
しかし、毎年ファミリーデーの時に有給を取って休むというのは、あまり良い顔はされないでしょう。
この章では、「ファミリーデーを苦痛に感じないようにする考え方」などについて紹介します。
上司や同僚をもっと知る良い機会と捉える
ファミリーデーには、上司・先輩・同僚などの家族が参加することになります。
そのため、いつもは怖い顔をしている上司が、実は我が子にメロメロ、というように、上司や部下の新たな一面をみる良い機会になることがあります。
「実はやさしい一面がある人」「いつも優しい先輩は家族にはもっと優しい」など、同じ部署の方をもっと知れるチャンスだと考え方を変えるだけでも、前向きな気持ちになれます。
母子家庭の同僚の立場を理解するきっかけに
母子家庭で働いているママ社員の方は、会社では仕事、家では子育てと休める時間はあまり多くはありません。
また、子供が小さいと、急な発熱や体調不良などで早退するという事もあります。
しかし、ファミリーデーにお子さんと参加することで、他の社員が母子家庭ならではの事情を理解してくれるきっかけにもなります。
「顔を知らない同僚の子供」より「顔を知っている同僚の子供」の方が親近感が湧くものです。
結果として「○○くんは元気になった?」というように、社員同士で助け合いながら仕事を行える環境作りに繋がります。
将来自分が家族を持った時のことを考える
今現在、子供やパートナーがいない方でも、将来的に結婚・出産を体験する可能性はあります。
ファミリーデーを通して社員の家族と交流を深めることで、どうすれば「自分の子供に仕事のことをわかりやすく説明できるか」などを考える良い機会にもなります。
ほかにも、他人の家族と触れ合うことで、今まで考えていなかったアイデアや、自分の考えが大きく変わるきっかけになるかもしれません。
「自分の子供が生まれた時はこうしよう」「こんなイベントがあれば面白そう」など、将来、自分の子供が参加することを想像しながら、企画などに参加する事もできます。
そうすれば、少しばかり楽しみながら、ファミリーデーに参加することができます。
ファミリーデーは苦痛よりメリットの方が大きい
ファミリーデーは、人によっては大きなストレスとなり、とても辛い1日になります。
しかし、考え方を少しだけ変えるだけで得られるメリットもたくさんあります。
この章では、ファミリーデーに参加することで、得られるメリットについて紹介します。
社内コミュニケーションの活性化
ファミリーデーに参加することで、同じ部署や普段交流が少ない部署との交流を深めるチャンスでもあります。
また、同じ部署内で「子供の話題」「奥様同士の話題」など、家族が社員交流の架け橋となってくれるので、コミュニケーションの活性化が期待できます。
他にも、同じ部署の家族構成などを理解することで「○○さんは子供のお迎えあるから、代わりに自分が」というようなフォローし合える関係を築ける可能性が高いです。
上司や同僚との関係が良好になる
家族にしか見せない顔というのは誰にでもあるものです。
「会社ではちょっと怖い上司」や「いつもは物静かな同僚」が、実は家族の前では、笑顔を絶やさない素敵なお父さん・お母さんという事もあります。
上司・同僚の意外な一面を見る事で、親近感を覚えることもあるので、未婚者の社員でもファミリーデーは想像より楽しめるイベントです。
コミュニケーションを考え直す良いきっかけになる
部下や上司とのコミュニケーションに悩まれている方は少なくありません。
JobQに部下とのコミュニケーションについて質問があったため、紹介します。
部下とのコミュニケーションで気をつけていることを教えてください。
部下とのコミュニケーションで気をつけていることを教えてください。
4月から3人の部下を持つようになったのですがうまく部下とのコミュニケーションを取ることができていません。
うまく詰めることもできないですし、彼らに何かを提供できているかと言われればそうではないかもと…
みなさまからなにかアドバイスをいただきたく。
回答よろしくお願い致します。
プログラマーで小さな会社を経営しております。
狭い例ですけど、私のやりかたを書いておきます。
コミュニケーションそのものは4人チームの目的ではないですよね。
私の仕事はプログラマーを組織することになるわけですけど、終身雇用を前提とせず、流動性が高く、嫌ならすぐに人間関係を理由に転職してしまう人たちです。とても賢く、自分より優秀で、プライドも高いです。従わせるためにプライドをへし折るところから始める人も多いですけど、私は職業的なプライドをとても尊重します。
私が内向的な人格というのもあるのですけど…続きを読む
このように、部下とのコミュニケーションは大きな課題でもあります。
ファミリーデーは、コミュニケーションの仕方を考え直す、良いきっかけになるのではないでしょうか。
まとめ
ファミリーデーは、未婚者の方には少し億劫に感じるかもしれません。
「面倒」、「嫌い」と考えてしまえば、自然と態度や表情に出てくるものです。
しかし、考え方をほんの少しだけ変えて、ファミリーデーに参加することで前向きに取り組めるようになります。
ファミリーデーは、家族がいる方を対象にしたイベントですが、未婚者にも十分メリットがあるイベントです。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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