
諭旨解雇は転職活動の際にばれる?ばれない?懲戒解雇との違いもご紹介!
会社を諭旨解雇されてしまった場合、転職活動中に次の就職先にばれてしまうことはあるのでしょうか?結論から申し上げますと、ばれてしまうことはありません。履歴書にも「会社都合退職」と表記することができます。今回は諭旨解雇が転職活動時にばれてしまうのではないか?という不安を払拭するために、さまざまなパターンをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!
諭旨解雇が転職活動時にばれるか
それではまず、諭旨解雇と懲戒解雇との違い、そして諭旨解雇は転職活動中にばれるのか、についてみていきましょう。
履歴書の職歴は「退職」になる
諭旨解雇とは「懲戒解雇」の軽微なものです。
従業員が何らかのルールや規約を逸脱した行為を行った事によって会社から罰則扱い的に「辞めさせられる」ものです。
ただ雇用保険的には「自己都合退職」扱いとなります。
会社がその従業員から大きな損失を被ったわけですからもっともな結果というわけです。
しかしながら転職活動においては、履歴書の職務欄には「一身上の都合により退職」もしくは「会社都合退職」としても構いません。
諭旨解雇は懲戒解雇ほど重い解雇ではありません。
一応、会社に退職願いも提出しますし、退職金や失業保険を受け取る権利も放棄されません。
これはその従業員が次の再就職への道を閉ざさないための温情措置ともいえるのです。
よって履歴書の職務欄にはただ一言「退職」という言葉を書き、それ以外の原因については書かなくても大丈夫なのです。
面接時に申告する必要性もない
また転職活動において面接に臨めた時も、あえて退職理由として申告する必要もありません。
履歴書に記載した通りの対応で面接に臨めばいいのです。
今や企業は面接だからといって応募者のプライべートに関わる内容には踏み込めません。
故意にしつこく行えば「プライバシーの侵害」という形になる恐れもあります。
よって諭旨解雇を受けたからといって必要以上に卑屈になることもない、というわけです。