
【検事になるには】高卒でなれる?学歴・試験の難易度・おすすめの大学も紹介!
検事に最短でなるには、どのくらいの期間が必要なのでしょうか。本記事では、検事の仕事内容や弁護士と検事の違いなど解説していきます。また、検事に必要な学歴・おすすめの大学・社会人からも目指せるのか回答します。さらに、検事になるための資格についても記載しているのでぜひ参考にしてください。
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検事とは
検事とは検察官のことで、刑事事件についての捜査や公訴を提起、刑事裁判の執行を監督する権限である「検察権」を持っています。
検察権は、「検察庁」という組織単位ではなく,検察官一人一人が持っている権限です。
検事の仕事内容は?
検事には最高検察庁・高等検察庁・地方検察庁・区検察庁があり、主な仕事は所属する検察庁で行います。
仕事内容は捜査官としての役割もあり、警察等の捜査機関から送られた事件や被害者等から直接告訴・告発のあった事件,検察官が自ら見つけた事件等について捜査を行うことです。
捜査で被疑者の取調べや被害者や目撃者など事件に関係のある人から話を聞き、証拠品の収集や証拠品の確認などから、その人のしたことが犯罪になるのかならないのかを判断します。
犯罪になると判断した場合には,その人を裁判にかけるかどうかを決めるという、捜査から執行まで刑事事件の全般にわたる重要な役割を持っています。
弁護士と検事の違いとは
弁護士と検事の大きな違いは裁判になった時、お互いに争う立場になることです。
弁護士は民事訴訟や刑事訴訟で依頼人からの訴訟代理人として被疑者や被告人の弁護を担当することです。
一方の検察は刑事事件が起きた時など、警察に逮捕された被疑者が犯罪者かどうか検討し、裁判にかけるかどうかの判断などをすることです。