
【裁判官の仕事内容とは?】1日の流れや年収についても解説
皆さん、「裁判官」についてご存知でしょうか?裁判官の仕事内容とは、主に全国各地の裁判所で行われる裁判所で裁判を担当し、そこで、口頭弁論や証拠などから判決などを言い渡します。裁判は民事裁判と刑事裁判があり、民事と刑事によって仕事内容も異なります。今回は、裁判官の1日の流れや給料についてなど、詳しくご紹介します。
裁判官とは?役割や階級について
「よって被告人を有罪の刑に処する」よくドラマで使用される言葉ですが、現実の裁判所では本当に使用されているのでしょうか?
そう聞かれると、わからないと言う方は多いと思います。
なぜなら、自ら進んで裁判を見に行く人は少ないからです。
しかし、実は裁判を見ることは至って簡単なのです。
その日にふらっと言って裁判を傍聴することも可能と言えば可能です。
そこで、今回は裁判で最も注目を集めている裁判官について説明致します。
裁判官は「有罪」「無罪」の判決をするだけがお仕事ではないのです。
この記事で裁判官を知っていただけましたら幸いです。
裁判官の役割とは
裁判官の役割は何なのかと言われると知っている人は少ないです。
ほとんどの人は判決を下すことだと思っています。
では、主な役割はと言いますと、裁判をつかさどることと、人を裁くことです。
刑事裁判、民事裁判など様々な法の下で裁きを行うので、法のスペシャリストと言う言葉が似あう職業です。
裁判官の階級について
それでは裁判官にはどのような階級があるのかと言いますと、最高裁長官、最高裁判事、高裁長官、判事、判事補、簡裁判事の6種類がございます。
まず、裁判官に任命されてから10年未満は判事補として働きます。
判事補は3人の裁判官による合議事件などに加わることはできますが、裁判長としては動けず、単独審理することはできないのです。
故に、まずは10年間判事補として働き、10年以上のキャリアを積んだのちに判事に任命されると裁判長を務めることができます。