
検事(検察官)の平均年収は約1,069万円!階級別の給料や高収入の理由を解説
検事(検察官)の平均年収は約1,069万円です。この記事では、2024年2月時点で公表されている情報を元に検事(検察官)の年収、初任給、ボーナスについて詳しくご紹介致します。年収アップの方法、副検事との違いなどについても解説しているので、是非ご覧ください。
検事(検察官)の年収│初任給や手当も解説
検事の扱いは公務員ですが、職務が特殊なため一般的な公務員とは給与体系が違います。
検事の平均年収は約1,069万円
階級 | 月収 | ボーナス | 年収 |
検事1号 | 141万円 | 655万円 | 2,347万円 |
2号 | 124万円 | 577万円 | 2,067万円 |
3号 | 115万円 | 538万円 | 1,927万円 |
4号 | 98万円 | 456万円 | 1,634万円 |
5号 | 84万円 | 393万円 | 1,410万円 |
6号 | 76万円 | 353万円 | 1,266万円 |
7号 | 68万円 | 320万円 | 1,146万円 |
8号 | 61万円 | 287万円 | 1,030万円 |
9号 | 51万円 | 315万円 | 937万円 |
10号 | 47万円 | 290万円 | 863万円 |
11号 | 45万円 | 258万円 | 803万円 |
12号 | 42万円 | 242万円 | 753万円 |
13号 | 42万円 | 198万円 | 706万円 |
14号 | 41万円 | 189万円 | 689万円 |
15号 | 40万円 | 179万円 | 671万円 |
16号 | 40万円 | 173万円 | 658万円 |
17号 | 39万円 | 154万円 | 633万円 |
18号 | 39万円 | 149万円 | 622万円 |
19号 | 39万円 | 139万円 | 614万円 |
20号 | 39万円 | 136万円 | 607万円 |
『裁判官・検察官の給与月額表』によると、検事の平均年収は1,069万円です。平均年収は検事1号〜20号年収合計額の平均から算出しました。
検事には「検察官の俸給等に関する法律」という法律があり、その法律によって給与が決まります。
経験値、年齢によって俸給額が変わり一番低い位が「検事20号」とされているようです。
参照:裁判官・検察官の報酬俸給表
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月収が100万円を超える検事もいる
20号から徐々にあがり、1号に近づくにつれて月給がアップしていきます。
検事1号の月給は141万円、検事2号は約124万円、検事3号115万円と続きます。
検事3号までは月100万円を超える月給が支払われることが分かりました。
最も階級が低い20号の検事でも、約月給39万円、手当やボーナスを加えると平均年収607万円に到達します。
参照:裁判官・検察官の給与月額表
検事の平均ボーナス
1号〜20号のボーナス額の平均は約300万円です。
『裁判官・検察官の給与月額表』によると、20号の賞与は6月と12月のボーナスを合わせて約136万円です。また、検事の最高位である1号検事のボーナスは約655万円でした。
検事の初任給
『裁判官・検察官の給与月額表』によると、検事20号の初任給は約39万円です。
月収の他に、地域手当5万0,840円、扶養手当1万6,500円、初任給調整手当8万7,800円、12月の賞与が支給されます。
福利厚生│残業代は出ない
検事(検察官)の場合も、国家公務員の一種なので期末手当や勤勉手当というものが待遇のうちに含まれます。
しかし、裁判官の報酬等に関する法律第9条第1項によると、超過勤務手当、夜勤手当、休日給等を支給しないこととしているとの記載があります。
残業を何時間しても給料には反映されることはありません。そのため、賞与や手当が豊富だと考えられます。