
【税関職員になるには?】難易度・仕事内容・給料や将来性について紹介!
税関職員は一般職員と総合職員に分かれます。今回は税関職員になるにはどうしたらよいのか解説します。税関職員になるための試験の難易度や試験勉強についても見ていきましょう。年収・税関職員になるための大学・試験の倍率について解説します。税関職員になりたい方は、ぜひ参考にしてください。
税関職員になるには?
税関職員になるには、①国家公務員試験に合格し、②各税関で行われる採用選考に合格することが必要です。
国家公務員試験は一般職と総合職の2種類があり、一般職は高卒以上、総合職は大卒以上の学歴が受験資格となっています。
税関職員は空港や港で働く場合もあるので、採用される地域の税関によって仕事内容が異なる場合があります。
税関職員の総合職と一般職の違い
国家公務員は大きく総合職と一般職に分かれます。
総合職で採用されると、将来の幹部候補生として色々な機関を異動し経験と知識を積み、キャリア官僚の道を進みます。
一方、一般職は中堅幹部を目指し、主に事務方の仕事で専門分野に進む場合が多く、最終的にはスペシャリストになる場合が一般的です。
税関職員になるには、まず自分がキャリア官僚を目指すのか、それともスペシャリストとして専門性を高めるか、を決める必要があります。
総合職の試験は難しく、かつ最低学歴が大学以上を要求されます。一方、一般職は高校以上の学歴でも試験を受験可能です。
それでは次に総合職で関税職員になった場合と一般職で関税職員になる場合について説明致します。
総合職の場合
まず国家公務員の総合職試験を受験し合格する必要があります。試験内容は以下の通りです。
- 1次試験 基礎能力試験、専門試験
- 2次試験 専門試験、政策論文試験、人物試験、英語試験
まずこれらの試験に合格する必要があります。
しかし合格イコール関税総合職になったわけではなく、関税局の採用試験を受ける必要があります。
関税職員は財務省関税局に属します。
合格後、財務省関税局で行われる採用選考に合格して、ようやく関税局の総合職になることができます。
一般職の場合
まず国家公務員の一般職試験を受験し合格する必要があり、試験内容は以下の通りです。
- 1次試験 基礎能力試験、専門試験
-
2次試験 面接
まずこれらの試験に合格する必要があります。
総合職と同じで合格イコール関税総合職になったわけではありません。
次に自分が勤めたい税関(例えば横浜税関)へ連絡をとって面接試験を受けて合格すれば、ようやく関税局の一般職になることができます。