
出向中の退職|誰に伝えるのかや辞め方・出向先への転職方法も解説
出向中だけれども退職をしたい、また、出向を命じられたが出向するくらいなら退職したいといった場合どうすればいいかご存知でしょうか?出向直後に退職する事はできるのでしょうか?結論、出向中でも退職することは可能です。今回の記事では、出向中の退職で注意すべき点ややメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。
出向中の退職は可能!その方法とは
- ・出向中でも退職をすることは可能
- ・出向中の退職届は出向元に提出
- ・出向先にも退職の意思は伝える
- ・出向直後に退職することも可能
結論、出向中でも退職をすることは可能です。
問題なのは、出向中の場合どのように退職の手続きを進めていけばいいのかという点ではないでしょうか。
ここでは、退職は誰に伝えるべきかなど、退職の進め方について解説していきます。
出向中の退職届は出向元に提出
出向中に退職をする場合、出向元の会社に退職の意思を伝え、退職手続きを進めていきます。
なぜなら出向社員の籍は出向元会社にありますから、解雇や退職といった根幹的な労働契約も出向社員と出向元会社で結ばれているのです。
そのため、退職の意思を伝えたり、退職届の提出は出向元へ行いましょう。
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出向先にも退職の意思は伝える
退職の手続きは出向元で進めていくものの、現在働いているのは出向先の会社であるため、出向先にも退職をする旨を伝えてください。
円満に退社できるに越したことはありませんから、出向元会社と出向先会社の双方に相談・報告を行いながら退職手続きを進めていきましょう。
出向直後に退職することも可能
出向を命じられたが出向するくらいなら退職したいという場合や、出向して新たな職場で働き始めたがやはり自分には合わず、退職したいという場合もあるでしょう。
こうした場合、出向直後に退職することはできるのでしょうか。結論から言うと、これは可能です。出向や仕事内容に関わらず、退職したい旨を伝えれば無理やり引き留めることはできません。
また、出向に関してJobに質問が投稿されていました。
こちらも確認してみましょう。
最後に、JobQに投稿されている、退職に関連した質問も併せて見てみましょう。
出向って、要するに退職するということなのでしょうか?
出向とは退職のことなのでしょうか?
大学1年の女です。前々から銀行員をしている父親が介護施設に出向となって、介護業務に従事していると聞いていましたが、その場合、銀行は退職という形になるのでしょうか?
それとも、在籍という形になるのでしょうか?また、お給料はどうなるのでしょうか?
父に尋ねたところ何も答えてもらえず不安です。大学を辞めて働いたほうがいいのか考えております。
出向は銀行に籍を置いたまま、別の会社で業務を行うことです。
その後、転籍となれば銀行から介護の会社へ籍を移すことになるので、銀行は退職になります。
出向から戻れるかは会社の命令次第です。ただ、…続きを見る