【ディスプレイデザイナーの仕事内容】向いている人は？有利な資格って？

ディスプレイデザイナーという仕事があることを知っている人は多くはないのではないでしょうか。

しかし、この仕事はとても重要で、なくてはならない職業なのです。

ディスプレイデザイナーの仕事内容や、どうすればなれるのかなどについてくわしく解説していきます。

ディスプレイデザイナーの仕事内容

ディスプレイデザイナーとは、デパート、アパレルショップ、レストラン、テーマパークなどの商業施設、イベント会場などさまざまな空間をデザインし、装飾をする仕事です。

多くの場合はデザイン事務所に所属しますが、経験を積んで独立しフリーランスとして活動している人もおり、勤務形態はさまざまです。

具体的には、例えばデパートやアパレルショップなどにあるショーウィンドウの空間をデザインし、新作商品の購買意欲を高めるために飾りをつけたり、商品をより魅力的に見せるための陳列方法を考えたりします。

また、レストランの場合には、店内のインテリアを総合的にプロデュースしたり、店頭にあるショーケース内の食品サンプルをデザインすることもあります。

テーマパークやイベント会場では、ポップで斬新なデザインを用いてその空間や来場者たちが明るく楽しめる雰囲気を作るために展示品の配置を考えたり、効果的な飾りつけをしたりすることが仕事です。

このように、ディスプレイデザイナーと一言で言っても、デザインする場所によってさまざまなものをデザインしなければなりません。全てのジャンルを担当するというよりは、アパレルショップをメインにする人、レストランをメインにする人など自分の得意分野を活かして活動する人が多いようです。

デザイン事務所単位でも、イベント展示専門の事務所やファッション関係を専門にする事務所など特化しているところもあります。

ディスプレイデザイナーに向いている人とは？

ディスプレイデザイナーになるには、もちろんデザイン、インテリア、カラーコーディネートなどの分野が好きで、専門的な知識がなければなりません。

また、特にファッション関係ではそのときどきの流行を取り入れつつデザインを考えなければならないため、流行に敏感でファッションセンスがある方が好ましいでしょう。

さらに、この仕事はお客さんとの打ち合わせをしなければ成り立たないため、コミュニケーション能力も必要です。

デザイナーとしてのプライドがあり、自分の思うようなものしか作りたくないという人には向いていません。

あくまでもお客さんの要望を叶えるのが仕事ですので、相手の要望を聞き出し、それを叶えながらもプロとして専門的な知識を用いながらおしゃれな空間を作らなければならないのです。