
【社会保険とは?】国民年金との違いなど詳しくご紹介します
みなさん、「社会保険と国民年金の違い」についてご存知でしょうか?保険のことは日本人すべての人が興味があると思いますが、わからないことも多いと思います。今回は、厚生年金についてや社会保険から国民年金への切り替えについてなど、詳しくご紹介します。是非、ご参考にしてみてはいかがでしょうか?
社会保険と国民年金の違い
みなさんは社会保険と国民年金の違いをご存知でしょうか。
保険のことは日本人すべての人が興味がある話と思いますのでぜひ参考にしてみてください。
ここでは社会保険と国民年金の違いについて見て行きましょう。
①社会保険:企業で働いている人が利用している制度
②国民年金:無職の人、自営業などの人が利用している制度
国民年金は自らが保険料金を支払っています。
しかし、社会保険の場合には自らが保険料金を支払うことはもちろんですが自分が勤めている企業も保険料を負担してくれています。
そのため保険の保障がよくなっているようです。
厚生年金について
厚生年金は所得によってひと月の掛け金が異なってきます。
国民年金のひと月の金額と同額程度払う場合は毎月175,000~195,000円の所得になります。
しかし、厚生年金の場合には企業も自分が支払った掛け金と同額の保険料を負担してくれます。
そのため厚生年金に加入している場合はひと月で国民年金の倍の金額を支払っているということになるようです。
また、賞与から厚生年金は引かれるようです。
そのため、国民年金加入者の倍以上の金額を厚生年金加入者は支払っていることが分かります。
この金額は老後に大きく関わってくるでしょう。
国民年金について
国民年金は加入している人の支払い金額は毎月同じとなっているようです。
社会保険と国民年金の受取額
厚生年金、国民年金で老後どれだけお金がもらえるか気になるという人も多いのではないでしょうか。
ここではそれぞれの受取金額を見て行きましょう。
厚生年金の受取額
まずは厚生年金の受取金額から見て行きましょう。
厚生年金のひと月でもらえる平均の支給金額は147,051円となっています。
しかしながら厚生年金の場合、加入していた期間などによって支給される金額は異なってきます。
特に、男性、女性では差が大きくなっているようです。
男性は平均166,668円で女性は平均で103,026円ということが分かっています。
国民年金の受取額
次は国民年金の受取金額を見ていきましょう。
国民年金に加入をしていた人のの平均支給金額は、ひと月で55,615円です。
国民年金の本来制度として決められた支給金額は、ひと月で64,941円となっています。
実際にもらっている金額はこの数値を見てもわかるように10000円程度少なくなっているようです。
国民年金から社会保険への切り替え
新たな働き方になった場合には年金制度も変更されます。
新しく就職した場合には国民年金→厚生年金となります。
上記のように切り替えを行わなければなりません。
しかし、この手続きはどうしたらいいのかなど不安になっている人も多いことでしょう。
ここでは国民年金から社会保険への切り替えについて紹介していきます。
無職や学生、個人事業主から会社に就職する人が対象
国民年金→厚生年金
上記のように切り替えがいるようになってくるのは新しく会社に就職した人(無職、学生、個人事業主)などです。
企業で働く前やアルバイト・パートで社会保険に加入していなかった場合は必ず国民年金、国民健康保険に加入をしています。
会社を通じて切り替え手続きをする
国民年金から厚生年金になる場合手続きの基本は会社がなってくれるでしょう。
加入者は書類を少し書く程度となっているようです。
新しい就職先では年金手帳を出すように言われるケースもあります。
自宅等にない場合には再発行をすることも可能ですが大切なものなのできちんと保管しておきましょう。
社会保険から国民年金への切り替え
先ほどの国民年金から厚生年金は会社が基本的に手続きを行ってきました。
しかし、厚生年金から国民年金への切り替えは会社ではなく自分でしなければなりません。
社会保険から国民年金へ切り替えの手続きをしなければならないのは退職後などです。
企業で働いていれば手続きは保険の担当者が行ってくれます。
先ほども言いましたが国民年金への加入は自分で手続きをします。
分からないということも多々あるでしょう。
もしもにそなえて今から知識をつけておきましょう。
会社を退職して無職や個人事業主になる人が対象
厚生年金から国民年金の切り替えの対象となる人は会社を退職して、無職の人や個人事業主のようです。
具体的に見ると退職したあとに無職となった場合や自営業をはじめた場合がこの対象に該当します。
国民年金への加入手続きは自身で行う
国民年金から厚生年金に切り替えるとは違い、厚生年金から国民年金へ加入するときは必ず手続きが必要となります。
この手続きを行うときには厚生年金の脱退と国民年金への加入をする手続きをしなければならないようです。
まずは厚生年金の脱退手続きを見て行きましょう。
厚生年金の脱退は基本的には企業が行ってくれるのでする必要などはありません。
企業によっては年金手帳を提出していることもあるので必ず戻ってきたか確認をしておきましょう。
国民年金への加入手続きは退職後から14日以内と決まっているようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は社会保険と国民年金の違いや切り替えの方法について紹介していきました。
社会保険は企業で働いている人が利用している保険の制度で国民年金は無職の人や自営業をしている人などが利用している保険の制度なようです。
支払っている金額は国民年金は自腹で毎月同じ金額を支払っています。
その一方で社会保険の方は自腹で保険料を払うことはもちろんですが企業も同額を負担していると言うことが分かりました。
そのため、当然ですが将来年金を多くもらえるのは社会保険の方になります。
その平均金額は国民年金に加入をしていた人はひと月で55,615円、社会保険に加入していた人はひと月で147,051円となっているようです。
社会保険の方がはるかに多くもらえるでしょう。
保険の切り替え方法ですが国民年金に加入する場合には自分で手続きを行い、社会保険に加入する場合には企業が手続きを行ってくれるようです。
このようなことから国民年金よりも社会保険の方がお得と言えるでしょう。
ぜひ、将来のことを考えて保険のことも気にしてみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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