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皆勤手当 とは

【皆勤手当とは】相場の設定の仕方やアルバイトの場合は?

皆さん、「皆勤手当」についてご存知でしょうか?皆勤手当とは一定の期間休まずに出社した社員に対して支払われる報酬手当のことを指します。皆勤手当ては企業によって設定していたりいなかったりしますし、会社によって皆勤手当の発生する対象期間も異なります。今回は皆勤手当の相場や正社員や常勤嘱託の相場についてなど、詳しくご紹介します。

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皆勤手当や相場について

企業によっては皆勤手当を設定しているところがあります。

学校では皆勤賞というものがありましたが、社会人になるとなかなか聞くことはありませんよね。

事実、皆勤手当を取り入れている会社は年々減少傾向にあるようです。

では企業で取り入れられている皆勤手当とはどのような性質のものなのでしょうか?
 

皆勤手当とは

皆勤手当とは一定の期間休まずに出社した社員に対して支払われる報酬手当のことです。

皆勤手当ては企業によって設定していたりいなかったりしますし、会社によって皆勤手当の発生する対象期間も異なります。

ちなみに皆勤手当を設定していなくても、法的に問題はありません。

皆勤手当を企業に設定している目的は、勤めている従業員のモチベーションを上げるためです。

一人が急に仕事を休んだり遅刻早退をしてしまうと、その人がやるべき仕事が滞ってしまい、その結果他の人の仕事にも影響を及ぼしてしまいます。

皆勤手当てと言う報奨金がもらえるという事で、仕事へのやる気を引き出す事や安易に仕事を休んだり遅刻や早退をするなど行ったことを防ぐ事に一定の役割があると言ってもよいでしょう。
 

皆勤手当の相場とは

皆勤手当の金額は企業によって異なるのですが、多くの場合10,000円程であることが多いようです。

自分の勤めている企業が皆勤手当を設けている場合、就業規則に金額や皆勤手当の金額などが記載されているので確認してみるとよいでしょう。

規則を確認できない場合は、上司や総務に確認してみる事をおすすめします。

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▶︎【営業手当の相場とは】種類や給料を上げるためにできることについてご紹介

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皆勤手当こんなときどうする


皆勤手当があるからと言っても、必ず毎日仕事に行けるとは限りません。

自分の体調や家族の体調が悪くなるなど、なにかしらのトラブルや環境の変化により仕事を休ませなくてはいけなかったり、早退や遅刻をしなくてはならないときも出てきます。

皆勤手当、という名前からいって、遅刻や早退、有給休暇をとってしてしまうと皆勤手当が出ない感じがしますよね。

このような場合、やはり皆勤手当は出ないのでしょうか?
 

有給休暇を使っている場合

有給休暇とはいえ休暇をとったわけですから、皆勤手当をもらえないのでは?と思いますよね。

しかし、有給休暇であれば皆勤手当を貰う事ができます。

なぜなら労働基準法136条附則に「使用者は有給休暇を取得した労働者に対して、賃金の減額その他不利益な取扱いをしないようにしなければならない」という条文があるためです。

ですから会社側が有給休暇を理由に皆勤手当を支払わなかった場合、会社は違法に当たる行為をしているわけです。

しかし、企業側が有給休暇を理由に皆勤手当を支給しなかったとしても、皆勤手当自体会社が独自に定めているものであることから、特に違法と認められません。

ですが、労働者の権利として認められている事柄ではありますから、会社側と交渉してみるか、総合労働相談所や会社の労働組合に相談をしてみるとよいでしょう。

 

遅刻をしているとき

遅刻や早退をしている場合でも皆勤手当が出るかどうかは、会社が皆勤手当てに対してどのような既定を設けているかによります。

皆勤手当自体が会社が独自に定めるものなので、法律的に規則が決められているものではないのです。

一般的には皆勤手当の金額を減給して支給される事が多いようですが、会社の就業規則に皆勤手当が支給されるために遅刻や早退についてどのような基底になっているのかを確認してみるとよいでしょう。

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皆勤手当は働き方によって違う?


企業で働いているのは正社員だけではありません。

パートタイマーやアルバイト、契約社員や委託社員などさまざまな働き方をしている労働者がいます。

立場が違うだけで皆勤手当が無かったり、金額が違うようなことはあるのでしょうか?
 

正社員や常勤嘱託の相場は?

先に記載をいたしましたが、皆勤手当の相場は10,000円ほどです。

大企業よりも中小企業の方が、業種で言うとサービス業や製造業、運輸業などで皆勤手当制度を設けている事が多いようです。

1人欠勤してしまうとそれだけで仕事のバランスが崩れてしまいがちな仕事環境であるほうが皆勤手当を取り入れる傾向が高いようですね。
 

アルバイトやパートの相場は?

アルバイトやパートだと正社員よりも皆勤手当が低く設定されているのでは?とお考えの方もいらっしゃるのではないかと思います。

2016年の12月に政府が「働き方改革実現会議」を立ち上げ、そこで「同一労働同一賃金ガイドライン案」を取りまとめた事を、当時ニュースなどで取り上げていたので名称だけは聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。

同一労働同一賃金というのは年齢や性別、正規社員非正規社員の待遇を解消するために設けられたものです。

この中には手当についても定められており、正規のフルタイム労働者と同一条件の下で働いている非正規労働者については、同じ金額の手当てを支払うべき、とされています。

この条件に当てはまるようであれば、正社員と同じだけの皆勤手当が支給されます。

短時間労働であれば、皆勤手当の条件に当てはまらなかったり、金額が低く設定されていることがあります。

もしも正規のフルタイムと同じ条件で働いているのも関わらず皆勤手当が低く設定されていたら、労働組合などに相談をしてみましょう。

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皆勤手当の相場の設定の仕方


人によってシフト制で働いていたり、カレンダー通りの勤務であったり、さまざまですよね。

このような働き方の違いにあわせて皆勤手当を設定している企業もあります。

では、皆勤手当はどのような条件で支給される事が多いのでしょうか?
 

毎月一定金額の設定の仕方と1か月の相場

一般的には皆勤手当は月ごとの労働に対して設定されている事が多いようです。

その場合、10,000円ほどの支給額であるのが相場となっています。

1年間皆勤手当を受け取り続けると120,000円ほどになるわけですね。
 

出勤日数に応じた設定の仕方と1日の相場

シフト制で働いている労働者に対しては、1日ごとに皆勤手当を出しているところもあります。

その場合、1日300円程度が多いようです。

この場合、出勤日数が多ければ多いほど皆勤手当を受け取る事ができます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

皆勤手当を取り入れている企業はあまり多くありませんが、設定されているとあまり大きい金額ではなくても労働意欲が出てきますよね。

皆勤手当があるかどうかよくわからない人は就業規則を確認してみましょう。

皆勤手当があるけど金額が少ない、と不満に思う方も多いかもしれませんが、制度があるだけよい環境で働いている、という気持ちを持って日々の仕事を頑張ってくださいね。

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