
【国家公務員の資格とは】TOEIC等の英語関連資格は加点対象になる
国家公務員とは国家機関や行政執行法人に勤務する方達を指します。そんな国家公務員になるために必要な資格はあるのでしょうか?また、取得すれば有利になる資格などはどんなものがあるのでしょうか?今回は国家公務員の資格についてご紹介していきますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
国家公務員試験に有利な資格はある?
国家公務員試験に有利な資格があるのでしょうか?国家公務員試験に必要な資格はありません。必要な資格がありませんので試験に有利になる資格もありません。
国家公務員になるには人事院が実施する国家公務員採用試験を受けて、省庁に採用されることになります。
地方公務員は教員資格・保育士資格・保健師資格・社福士資格を有していないと、その職種に就けません。中央省庁で就業する国家公務員の場合は、特別な資格を求められることはありません。
TOEIC等の英語関連資格は加点対象
TOEIC等の英語関連資格取得者は有利とされ加点対象になるのでしょうか?その前にTOEICを説明します。TOEICは英語でのコミュニケーション能力を判定する世界共通の認定資格制度で、財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が運営・実施しています。
国家公務員採用総合職試験が平成27年からTOEIC・TOEFL(アメリカ合衆国のNPO法人教育試験サービスが主催する英語力の認定資格制度)など指定の英語能力検定の点数に応じて、合格者決定の際に一定の得点が加算されるようになりました。総合職を目標にする方は英語能力を高めておくと良いでしょう。
取得必須の資格はない
国家公務員採用試験に取得必須の資格はありません。特化した資格を保有しているから特別に優遇されることはありません。国家公務員は民間企業が設けている「資格手当」制度がありませんので、有資格者が給与に反映させることはありません。
各省庁に配属されたあとに、自分自身のスキルアップのために資格取得をする方はいるようですが、給与には反映されることはありません。