
貯金が2000万円ある人の年齢別割合をご紹介!30歳までに貯めるには?
みなさんの貯金額はどのくらいですか?30歳までに2000万円貯金することは非常に難しいですが、不可能ではありません。今回は貯金が2000万円以上ある人の年代別の割合や30歳までに2000万円貯める方法、2000万円の資産運用への充て方などについてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!
貯金が2000万円以上ある人の年代別割合は?
世間で年金問題が騒がれています。
年金だけでは、老後の生活に必要な金額が2000万円不足するというものです。
順風な老後生活を送るためには、個人で2000万円を用意しなければなりません。
ちなみに、この問題は昔から指摘されているため、年金の支給額が増加することは今後起きないと考えておきましょう。早い段階で自ら動くことをお勧めします。
では、実際に2000万円貯金している人がどのぐらい存在するか説明していきます。
20代で貯金が2000万円以上ある人の割合とは
国民生活基礎調査によると、29歳以下で2000万円の貯金がある人は0.3%です。
1000人の内3人は2000万円の貯金があるという計算です。
非常に少ない割合ですが、20代でも2000万円を貯金する方法があることを示しています。
30代で貯金が2000万円以上ある人の割合とは
30代で2000万円の貯金がある人は2.5%です。
1000人の内40人は2000万円の貯金があるということです。20代と比較して約8倍の人が達成しています。
ちなみに、全世代平均では15%が2000万円の貯金があります。
2000万円は不可能と思われましたが、高い割合で達成していることが分かります。
30歳までに貯金2000万円を貯められるのか?
上記にもあるように、不可能ではありません。
しかし、非常に困難です。
短期間で大金を稼ぐには必ずリスクが伴うことを念頭に置いてください。
30歳までに貯金2000万円を貯めるシミュレーションとは
高卒の18歳の人が、30歳までに2000万円を貯金するためには、12年で2000万円を稼ぐ必要があります。
それはつまり、1年で167万円、1ヶ月で14万円を貯金しなければならないということです。
生活費などを考えると、1月の給料が手取りで30万近く必要となります。
高卒の平均初任給が17.9万円であるため、達成可能な人は非常に限られます。
大卒の22歳の場合は、8年で2000万円を稼ぐ必要があります。
単純計算で、1年で250万円、1ヶ月で20万円を貯金しなければならないということです。
高卒よりも期間が短くなっており、より難しくなっています。
大卒の平均初任給が20万円ですので、多くの人は1ヶ月0円で生活しなければなりません。
大学院卒の24歳の場合は、1年で333万円、1ヶ月で28万円の貯金が必要です。
以上のことから、就職して月々の給料から貯金するだけでは無理であることが分かります。
30歳までに貯金2000万円を貯めるためにすべきこととは
貯金のポイントは2点で、「収入の増加」と「節約」です。
定年の65歳までの約40年間で2000万円と貯金するのであれば、1ヶ月で貯金する金額は4万円で十分という計算になります。
しかし、30歳までの短期間で2000万円貯金をしようとすると、収入を大幅に増加させる意外に方法はありません。
注意点として、就職した給料だけでは2000万円の貯金は難しいですが、普通の生活をするのであれば就職した方がメリットは多いです。
日雇いやパートなどの短期雇用契約と比較すると収入が多く安定しています。
そのため、収入を増加させるためには副業や別の収入源を用意することが望ましいです。
別の収入源とは、FXなどの為替取引、株、投資信託、不動産運用です。
ただし、これらの方法で稼ぐためには一定の運用資金が必要です。
また、損失が生じることも多くありますので実行の際は事前に知識を深め、情報を集めることが必須となります。
運用資金の確保のために、まず副業と節約をお勧めします。
これらで年間100万円程度は資金を用意できます。
現在はインターネットを利用した副業が多くありますので、仕事に差し支えない程度ですることができます。
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30代でセミリタイアする場合に貯金はいくら必要なのか?
リタイアは定年とほぼ同じ意味です。
しかしセミリタイアは、仕事を辞めて半分を自由な時間に、もう半分を稼ぐための時間にするようなものです。
仕事を続けると、平日はほぼ仕事に人生を費やすことになりますが、セミリタイアをすると仕事に費やす時間を大幅に減らすことができます。
しかしセミリタイアのためには、仕事を辞めたことによる収入減を補う資金を用意しなければなりません。
それがどの程度の金額になるかを説明していきます。
貯金2000万円では30代でのセミリタイアは難しい
2000万円は大金ですが、生涯に必要なお金と比較すると全く足りていません。
生涯に必要なお金は、2~3億と言われています。
幅がある理由は、マイホームを購入するか、子供を何人持つかにより変動するためです。
2000万円を年利3%で30年資産運用しても4854万円にしかなりません。
サラリーマンの生涯賃金が2~3億と言われていますので、セミリタイアは大幅に収入を減らすことになります。
さらに、セミリタイアをした後に就職したいと考えてもキャリアやベースアップなどは同年代として比較して圧倒的に不利となってしまいます。
セミリタイアを考えている人は、元の生活に戻れないことを覚悟してください。
30代でセミリタイアする場合に必要な貯金額とは
まず、資産運用だけで生活するために必要な貯金額を算出してみましょう。
1ヶ月の最低限の生活費を10万円と仮定します。
年利3%の資産運用の場合、必要な貯金額は4000万円となります。
年利5%の場合、2500万円です。
ただし、10万円は最低限の生活費のみです。
健康保険や遊興費などが加わると20万円は生活に欲しくなります。
そうしますと資産運用に必要な貯金額は2倍の5000~8000万円必要です。
資産運用だけでなく、他の収入の手段を用意することで必要な貯金額を低減することができます。
アルバイトやパートでも良いですが、インターネットが普及している現在は、いつでもどこでもできる「ネット副業」をお勧めします。
セミリタイア後に、どのような生活をするかを元に上記の計算で必要な貯金額を一度試算してみましょう。
2000万円の貯金をどういった資産運用に充てるべきか?
2000万円は生涯生活するための資金としては少ないですが、運用資産の観点から見ると十分な大金です。
1%の利益でも、資金が10万円と2000万円では200倍も差があります。
2000万円を倍にしようとすると大きな損失を出すリスクがあります。
年利1%以下の安定重視な資産運用でも年間20万程度の利益を出すことができます。
今回は、2000万円を元手に安定性重視で利益を上げる資産運用を紹介していきます。
運用1「個人向け国債」
安定かつ長期的な視点で運用するなら個人向け国債がお勧めです。
但し、大きな利益は全く望めません。
国が保証しているので、安定性は一番です。
個人向け国債は最低年利0.05%が保障されています(変動金利)。
少ないと思うかもしれませんが、銀行の年利が0.01%であることを考えると5倍も高いです。
また、変動金利は半年毎に金利が見直されるため、上昇する可能性があります。
運用2「ETF」
上場投資信託のことです。知らない人は株と投資信託の良い所を合わせ持っている投資信託と考えてください。
個人向け国債と比較すると、安定性に少し欠ける部分はありますが誰でもできる資産運用の一つとしてお勧めです。
長期的な視点において、ETFをお勧めする理由は利回りの良さです。
ETFには分配金が存在し、1%の利回りを越える銘柄の割合は9割と言われています。
2%を超える利回りも5割あります。
2000万円で運用するとそれぞれ年間20万円、40万円程稼げます。
ETFやFX(外国為替取引)は損をするイメージがありますが、損失を出す人の割合は5割と言われており少なくありません。
これはレバレッジを使用したハイリスクでハイリターンな運用をした場合に多発し、それを含んだ値です。
そのため、長期的に年間数%の利益を得ることを目的にした運用では損失は発生しにくいです。
まとめ
貯金額が2000万円であることが、現在の日本において重要な指標となっています。
老後の生活を安定して送るためには2000万円必要と言われていますが、それ以上の貯金を用意することができればセミリタイアの選択肢が出てきます。
ストレスフリーな自由な生活を送ることも可能です。
しかし、若い内に2000万円以上の貯金を用意するに節約だけでなく収入自体を増やす必要性があります。
資産運用や副業などの情報をいち早く集めることが、貯金を増やすためのポイントと言えます。
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