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【大学生の勉強方法とは】日本の大学は勉強しないって本当なのか?

日本の大学生の勉強時間はどれほどのものなのでしょうか。学生の本業は学業であると周知の通りですが、実際に勉強に多くの時間を費やしている学生は少ないように思えます。今回は、海外の学生と比較すると勉強への意識が非常に低いとされる日本の大学生の勉強時間についてや、最適な学習環境についてなどご紹介していきます。

visibility1791 |

日本の大学生は勉強してないって本当?

日本の大学生の3人に2人以上がほとんど勉強してない

日本の大学生の勉強時間はどれほどのものなのでしょうか。

学生の本業は学業であると周知の通りですが、実際に勉強に多くの時間を費やしている学生は少ないように思えます。

上図からも、日本の大学生は授業とアルバイトに非常に多くの時間を割いており、勉強は授業に関連することを1時間未満のみ学ぶ学生が多いことが分かります。

また、大学生の学習習慣をみてみると、予習や復習に関する学習は1週間のうち11時間未満である学生が約88%でした。

10人に1人の確率で1週間に31時間以上勉強に時間をかける学生もいますが、日本人学生の3人に2人以上がほとんど勉強していないのです。

さらに、テスト前の学習時間もほとんどの学生が3時間未満で終えているという結果があります。

このように日本の大学生は試験前でも勉強する時間が短いです。

アルバイトやサークルに費やす時間の方が長いのですが、それでも単位を取ることができる日本の大学教育に問題があるのかもしれません。

アメリカとの比較

では一方で海外の学生はどのような生活を送っているのでしょうか。

よく聞く言葉として「日本の大学は入るのが難しくて出るのが簡単」「海外の大学は入るのが簡単で出るのが難しい」という言葉があります。

例として、アメリカの名門であるコーネル大学による大学生の理想の1日の使い方をみてみましょう。

大学での授業を受ける時間が2時間〜4時間
スポーツや娯楽に充てる時間が2時間〜3時間
食事をする合計の時間が2時間
掃除などの家事をする時間が2時間
読書をする時間が4時間〜5時間
試験対策やレポートに取り組む時間が1時間〜3時間
計16時間です。

この理想の1日の使い方がアメリカでは徹底されているようです。

実際に、1週間あたりの授業に関する勉強時間はアメリカの場合、半数以上の学生は11時間以上確保しており、日本の学生と比較すると大きな差があることが確認できます。

学生の本業は学業であることから、アメリカではアルバイトはあまり推薦されていません。

それに対して日本の大学生は小学生よりも勉強していないという調査結果があります。

50%以上の学生が1週間に1時間〜5時間程度しか勉強しないのです。

勉強しない大学生が生まれる理由

なぜ勉強しない大学生がこんなにも多いのでしょうか。

問題なのは、大学生が勉強しない状況が約20年間も放置されたまま続いているということです。

日本の大学教育に関する問題について、何を悪者にするかで大きく3つのパターンがあります。

まず1つ目が大学生自体を悪者にするパターンです。

ゆとり世代だからやる気がない、全体のレベルが落ちているといった理由が代表的なものです。

2つ目が大学を悪者にするパターンです。

大学の先生は社会に出たことがないから現実を把握していない、きちんと教える気がない、といった理由が代表的です。

3つ目が就職活動、企業を悪者にするパターンです。

就職活動が大学教育を邪魔している、就職活動の早期化が学業を妨げるといった理由があります。

このように様々な原因が今の日本の大学教育には根付いているのです。

また、日本の大学では海外の大学と比較して依然として座学中心の授業が多く、生徒の主体性が養われにくいという大きな欠点があります。

ディスカッションなどのように、インプットをアウトプットに活かす機会を増やすことで復習・予習に時間を割く重要性がより強く感じられるのではないでしょうか。

大学の授業でこのような形式の授業が取り入れられることが難しい場合は、友人とアクティブスタディを行うなどして「主体性」ある学びを深めていくことを意識していきたいですね。

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効率よく勉強する方法

ノートの取り方を変える

勉強時間が少ないと言われる日本の大学生ですが、効率よく勉強をするにはどうしたらよいのでしょうか。

まず、ノートの取り方を見直してみましょう。

なんとなく黒板を写しているだけだったり授業でとったノートを後で見直すことがない、ノートを綺麗に取ることができないといった悩みを抱える学生も多いと思います。

ではノートの取り方のコツとはどのようなものでしょうか。

第1に、授業でノートを取るのは復習のためです。

自分が復習に使えるようなノートであるために、ノートの取り方について3つのポイントを説明します。

1つ目が自分にとって見やすいノートを心がけること
2つ目が板書の丸写しはやめるということ
3つ目はノートを取る際のMyルールを作ること


です。

見やすいノートを作るためには余白を大切にしましょう。

文字や図で埋め尽くしてしまうと見にくいだけでなく、後から知ったことや思いついたことを書き足すことができません。

また、見出しや文字のサイズを揃えることでより見やすいノートになります。

さらに、板書の丸写しではなく先生の雑談もメモすることによってその授業の光景を思い出すことができます。

複雑な図やイラストはコピーで対応することも大切です。

時間の短縮にもなります。

このように自分に見やすいノートを作ることで楽しく復習することができるのです。

アメリカをはじめとする海外の大学では、実際に紙媒体に授業内容をメモするのではなく、授業を聴きながらパソコンに重要なことをメモする学生がほとんどのようです。

タイピングすることで手で書くよりも早くメモすることが可能なため、話により集中して聞くことができるという利点があります。

自分にあう方法を見つけ、復習しやすくなるノートの取り方ができるようになりたいですね。

大学の施設を使う

日本の大学生のほとんどは図書館やパソコン室、自習室などたくさんの実習することができる施設を有しています。

高いお金を払ってせっかく大学に通うわけですから、これらの施設を使わないことはもったいないです。

例えば図書館で勉強していて、飽きてしまったら自習室に移動したり、それでも飽きてしまったらパソコン室で映像授業を受講したりと、使い方も様々です。

大学が提携しているWebサービスなどを使用するとさらに勉強が捗ります。

友人にサポートしてもらう

積極的に人の手を借りて学ぶことも大切です。

友達と協力してスムーズな学習をすることができる場合もあるのです。

お互いに教えあい知識を共有することでさらに理解が深まり、自分の記憶を確かめることもできます。

自分の聞き逃してしまった情報を友達から聞くこともあるかもしれません。

このようにいかに情報を多く集めることができるかによってテストでの結果も変わってくるのです。

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勉強するときにおすすめのアプリ3選

Dropboxでレポート作成

最近はパソコンを使ってレポートを作成する学生も多いです。

その場合、大学のパソコンでも自宅のパソコンでも、スマートホンからでもレポートを観覧できたら便利だと思いませんか?

そこで、クラウド上にデータを保存することができるDropboxを使用することで同じアカウントさえ持っていればどのような端末からでもアクセスすることができるのです。

また、他の人との共有もできるので、相手がDropboxのアカウントを持っていなくてもデータを送信することができます。

StudyPlusで時間管理をしよう

StudyPlusはiPhone版とAndroid版があります。

高校生などにも人気がある時間管理定番アプリです。

勉強記録グラフを作成したりコメントやいいね!を残すことも可能ですので、自然に高いモチベーションを維持することができます。

このアプリは勉強だけでなくTOEICやスキルアップの対策が可能ですので、資格取得を目指している人にもオススメです。

Coffitivityで集中力をあげよう

このアプリは適度な雑音を作ることでより勉強に集中しやすい環境を作ってくれます。

図書館のような無音の場所よりもカフェのような少し雑音がある環境の方が帰って集中できることがあります。

これは研究結果としても報告されていて、マスキング効果という心理効果に理由があります。

Coffitivityは、朝のざわめき、ランチタイムのラウンジ、大学の雑音など様々な種類の環境音が入っていて、気分や状況に合わせて使い分けることが可能です。

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集中して勉強できる場所を探してみよう

大学の図書館

大学の図書館での勉強に関してのメリットは、甘い誘惑が少ないことです。

家で勉強していると、ゲームやお菓子などの誘惑がたくさんあります。

これらの甘い誘惑に打ち勝てる人なら良いですが、自習する習慣がない人であるとなかなか難しいと思います。

ですので、そんな時は大学の図書館での勉強をお勧めします。

自宅

自宅といっても自分の部屋かリビングかに分かれます。

自分の部屋で勉強する場合は携帯や漫画を遠ざけ、誘惑が目につかないようにしましょう。

さらに、手元だけを明るくすることによって余計なものが目に入り辛くなり、より集中することができます。

室温も大切です。

25度が良いとされていますが、自身の快適な温度での勉強を心がけましょう。

リビングでは適度なプレッシャーがあるので、緊張感を持ちながら勉強を続けることができます。

緊張感の中にリラックスすることもできるので、記憶力や集中力を高めるのに非常に効果的だそうです。

喫茶店やカフェ

先ほど少し触れた環境音が溢れるカフェや喫茶店は集中できるという人も多いのではないでしょうか。

さらに、コーヒーを飲めるので疲労回復効果もあります。

適度な糖分の摂取は集中力維持には必要ですので、このような場所でコーヒーとお菓子を食べながら勉強するのもお勧めです。

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まとめ

日本の大学生は勉強時間が短いというのが事実ですが、その内容や環境を変えることで今までよりも知識を多く得ることもできます。

自分にどのような場所での学習があっているのかを確かめる意味でも、まずは色々な場所で勉強をしてみることをお勧めします。

集中できる場所がきっとあるはずです。

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