営業企画とはどんな仕事？職務内容・やりがいなどを徹底解説

営業企画はさまざまなデータから営業推進のための戦略を導きだして、現場の営業活動をフォローする仕事です。

営業企画の役割とは

営業企画の役割は、全社的な視点から営業戦略を立てることです。

営業戦術は営業課長や個々の営業マンが考えて実行しますが、その戦術の方向性を決める大方針（戦略）を立案するのが営業企画の仕事です。

立案された営業戦略は、経営トップや営業トップなどとの練り合わせを経て決定されます。

また、営業企画は決定された戦略にもとづいて、営業活動をフォローするイベントや広告の企画も行います。

営業企画のなり方とは

営業企画部、あるいは営業企画課という部署があるのは、多くの場合大企業です。

しかし、そういう部署名はなくても、例えば「社長室」という名前で営業企画の仕事をしている会社もあります。

もちろん、中小企業でも営業戦略は必要なので、経営者と営業課長が営業企画の仕事をしていて若手の営業マンの一人がそれを手伝っている、という形の「営業企画マン」も存在します。

したがって、営業企画の仕事に携わる道は一通りではなく、「営業企画」という募集を探して応募するほかに、営業マンとして働いているときに社長室スタッフに抜擢される、あるいは肩書は営業職でも実質的には営業企画を担当するなど、さまざまな形があります。

営業企画と企画営業の違い

人事募集で「企画営業」という職種を見かけることがあると思います。

企画営業とは、多くの場合要するに営業のことです。

ただし、この名前には「企画力のある営業マンが欲しい」というニュアンスも含まれています。

ルーチンワークとして営業するだけでなく、自ら考えてフランを立てて行動する営業マンです。

企画営業を、イベントなどの「企画を売る仕事」と思っている人もいますが、そういう意味で企画営業を募集している例は多くありません。

営業企画の給料相場はいくら？

給料はそれぞれの会社の給与体系により、営業企画だからと高いとか安いとかいうことはありません。

歩合制のインセンティブがある優秀な営業マンよりは安く、総務や経理と同じという場合が多いでしょう。

ただし、営業企画は経営トップとの接触も多く、能力次第で昇進や昇給のチャンスがある「出世コース」だということは言えます。

ちなみに、従業員約600人のある企業の営業企画の募集では、大卒以上で職種未経験者が年収450万円、経験者が年収600万円（月に30～40時間の残業手当含む）という条件が提示されていました。

営業企画職は営業職の上位互換にあたり職って本当ですか？

新卒一年目の自分の友達が営業企画職として働いています。

久々にあって話していたら、営業企画職は営業職の上位互換に当たる職だといっていました。

確かに企画して、営業してってすごく楽しそうな感じの仕事ですが、営業速の上位互換というのは本当なのでしょうか。

会社でも考え方が違うと思いますし、一概には言えないと思うのですが、企画職ってそんなに偉い仕事なんですか？教えてください。

企業という組織全体の、仕事の流れの順番でいくと、営業の前に、マーケティングリサーチや研究、商品開発などがあり、何を作って、どのターゲットに、どの商品を売り込んでいくかを企画する必要があります。

偉い、偉くないの次元の話ではなく、組織の中でどの役割を担うかということです。

営業担当者が商品を売りやすいように企画するのが得意な人もいれば、商品を売るのが得意な人もいます…続きを見る