
東大生の勉強時間は意外にも平均4時間程度?大学生の勉強時間の目安をご紹介
大学生というと遊んでいるというイメージが強いのが現在の日本の現状です。日本では大学は入学するのはとても難しく卒業するのは簡単だと言われているようです。遊んでいるイメージも強い大学生ですが実際のところはどれほど勉強を行っているのでしょうか。ここではトップ大学生の勉強時間やテスト前の勉強時間を見て行きましょう。
大学生の勉強時間はどれくらい?
東大などのトップの大学生の勉強時間
東大などのトップ大学生は頭が良いため勉強時間は多いと思われがちですが意外にも少なく平均で4時間程度のようです。
頭が良いからといってやみくもに勉強をしているわけではないでしょう。
効率良く勉強を行っていると言うことがこの結果から分かります。
テスト前の大学生の勉強時間
大学生になったら高校生のときみたいに勉強をしなくても良いと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、大学生になってもテストは必ずあります。あまり勉強はしていないイメージですがどのくらいやっているのか見て行きましょう。
大学生のテスト前の勉強時間は以下の通りです。
- 1〜2時間 17.4%
- 2〜3時間 25.1%
- 3〜4時間 19.2%
2〜3時間が1番多くなっています。
やはり大学生もテスト前になると勉強時間は大幅に上がるようです。
中には5時間以上勉強を行うという人もいたようです。
普段はあまり大学生は勉強をしていないため、短期的に集中して取り組んでいる人もたくさんいるのでしょう。
色々な大学生の勉強時間の比較
大学生といっても専攻科目はいろいろとあります。難しい科目もあれば比較的簡単な科目もあるようです。そのため勉強時間は大きく変わってくるでしょう。
ここでは理系と文系の大学生の勉強時間の比較、日本と海外の大学生の勉強時間の比較を見て行きましょう。
理系と文系の大学生の勉強時間の比較
理系の大学生の1日あたりの勉強時間は約48分、文系の大学生の1日あたりの勉強時間は約28分と言われています。
これは学校での授業以外で自主的に勉強をしている時間です。
大学生は本当に勉強をしない傾向にあることが分かります。
基本的にはアルバイトや遊びで生活が成り立っているでしょう。
課題などの提出の期間が近くならないと勉強はあまりしません。復習や予習などはほとんどしないでしょう。
理系と文系の勉強に差がある理由としては理系は実験のレポートがあるからです。
日本と海外の大学生の勉強時間の比較
勉強をしないと言われている日本の大学生ですが海外の大学生と比べて見た場合はどうでしょうか。
世界でトップの勉強を行うと言われているアメリカの大学生は5割を超える人たちが11時間以上勉強を行っています。
アメリカでは成績が悪いと退学になるようです。
そのような違いから勉強時間には格差が生まれています。
理想の大学生の勉強時間を確保するには
大学生と言えばアルバイトを行っている人も多いでしょう。そのため勉強時間をたくさん確保するのは非常に難しくなってきます。また、アルバイト先への往復の時間もかかってしまいます。
プライベートで友達と遊ぶことも多くさらに勉強時間は減るでしょう。
そのため時間をいかに有効に活用できるかが重要となってきます。
1日は24時間ですべての人間が同じ時間を過ごしています。
時間がないという人はどう時間を上手く使っていくかが理想の勉強時間を確保できる鍵となるでしょう。
ここでは大学生の勉強時間の理想、効率の良い勉強方法を見て行きましょう。
大学生の勉強時間の理想とは
大学生の勉強時間の理想は1週間に36時間程度だと言われています。少なくとも1日には6時間の勉強が必要です。
しかし、日本の大学生は1週間に1時間〜5時間程度しか勉強を行っていないのが現実です。
効率の良いおすすめ勉強法
まずは自分自身に合った勉強方法を見つけ出すことが大切でしょう。
下手に勉強ができる人の真似をしたりするとかえって効率が下がってしまうこともあるようです。
効率の良い勉強方法は1つではありません。
ここではおすすめの方法をいくつか紹介していきます。
①授業でのノートの取り方を工夫する
あとから見返したときに分かりやすいようなノートを作るのも1つの手です。
ただ単に講義で黒板に書いてあった内容を書いておくだけではまったく意味がありません。
先生が言った内容も細かくメモをとったりし、講義中から授業の内容をしっかりと理解することも大切です。
そうすることでテスト前に勉強をするときに授業中の記憶をすぐに思い出せて効率良く勉強ができます。
②友人や先輩と協力
1人で勉強をしているとやはり誘惑に負けたり分からないと諦めてしまったりすることもあるはずです。
しかし、協力をしてもらうことで分からないところを教えてもらえたりしてスムーズに勉強が可能です。見られていることもあり誘惑にも負けることはないでしょう。
③計画をしっかりと立てる
テスト前には計画をしっかり立てておくことも大切です。
やはり大学生はアルバイトなどで忙しい傾向にあります。テスト前ギリギリで勉強をはじめると焦ってしまうこともあります。
焦ると効率が下がってしまいがちです。
計画を立てて余裕を持って勉強をはじめることで質の良い勉強ができるでしょう。
大学生の勉強時間を確保するタイムマネジメント術
タイムマネジメント術とは時間管理のことです。勉強時間はあまり時間管理の中には含まれておらず空き時間でするという傾向にあります。しかしそれではダラダラするだけで効率が非常に悪いです。
逆に時間を決めて行った方が効率の良い勉強ができるのです。
大学生の勉強時間ランキング
大学生の勉強時間は大学別、学部別によってさまざまです。
ここでは2つのランキングを紹介していきます。
大学別の勉強時間ランキング
先ほども述べましたが日本の大学生は海外の大学生に比べて明らかに勉強を行っていません。
日本の大学で1番勉強をしていると言われているのは大阪大学です。平均的な勉強時間はこの大学では海外とあまり変わらないようです。
大阪大学は授業時間が長く、学校自体が成績アップに向けてより良い環境作りを行っています。そのため勉強時間は多くなっているようです。
学部別の勉強時間ランキング
学部別の勉強時間ランキングは以下の通りです。
理系
第1位 化学学部
第2位 建築学部
第3位 生物学部
文系
第1位 法学部
第2位 文学部
第3位 経営学部
大学生の勉強時間の目安に関してよくある質問
大学1年生の勉強時間は?
全国大学生協連の学生生活実態調査によると、大学1年生の1日の勉強時間は66.8分と約1時間でした。
また、大学2年生は72.9分、大学3年生は64.0分、大学4年生は78.3分と70分前後の勉強時間となっています。
参照:学生生活実態調査
大学生の週の勉強時間は?
文部科学省の「大学生の学習実態に関する調査研究」によると、1週間当たりの勉強時間は大学1年生は5.2時間、大学2年生は7.8時間、3年生は10.4時間、4年生は19.9時間でした。
特に4年生は卒業論文・卒業研究に週で12.3時間を費やしており、学年の中で最も勉強時間が長いです。
参照:文部科学省の「大学生の学習実態に関する調査研究」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は大学生の勉強時間の平均や目安を紹介していきました。
日本の大学生は勉強をしていないイメージでしたがやはり海外と比べると平均時間は少ない傾向にありました。
目安となる勉強時間よりも相当低いため効率の良い勉強方法が今後の日本の大学生には必須となります。
勉強時間の平均や目安を参考にして自分の勉強時間をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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