自己PRで面接官の心を動かす!3分でわかる例文付きコツを紹介

自己PRで面接官の心を動かす!3分でわかる例文付きコツを紹介

転職活動や就職活動。高校・大学入試やアルバイトの面接等で自己PRを求められることが多くあります。その際に「自己PRではどうアピールすると良いのか」「自己PRはどういったことは必ず話すと良いのか」と悩んでいませんか。この記事では転職活動における自己PRと自己紹介の違いから、自己PRで話すべき内容や話す際に気をつけるべき点についてまとめました。自己PRは面接官に自身が活躍する人材であることを想像させる良い機会です。この記事を読めば面接の通過率がぐっとあがるので、ぜひご覧ください。

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面接の自己PRと自己紹介の違い

自己PRと自己紹介は似たような言葉ですが、まずはこの2つの言葉の違いについて説明します。

転職活動時だけでなく、新卒面接やアルバイトの面接、高校入試や大学入試等で求められる自己PRも基本的には以下の表と大差ないでしょう。
 

  自己紹介 自己PR
目的

どんな人間かを知ってもらう

「自社で活躍できる人材だ」と認めてもらう

具体性 簡潔 具体的
時間 約1〜3分程度

時間指定なしの場合がほとんど。

ある場合は1〜3分程度


自己紹介

自己紹介は面接官に与える第一印象を決めるきっかけとなるものです。

「自分がどんな人間であるか」を簡潔に相手に知ってもらうことが目的になります。

そのため、長々と具体的に述べるというよりは、短くある程度抽象的に述べるのが基本です。時間も1~3分と短めに設定されることが多いため、大きな声でゆっくりとした話し方でその時間内に話します。

自己紹介に関する詳細は以下の記事からご覧いただけますので参考にしてみください。


自己PR

自己PRはスキルや強みを具体的な経験を交えてアピールすることで、面接官に「この人は自社で活躍できる人材だ」と思ってもらうためのものです。

具体的な経験と共に話すことからも分かるように、経歴や仕事内容に関連して聞かれることが多く、必ずしも自己紹介の後に聞かれるとは限りません。

例えば、自己PRという場を設けられるのではなく、面接官からの質問に対する回答が自己PRにつながることもあります。
 

自己PRの時間は1分〜3分程度

自己PRにおいて具体的な時間を設定されることは少ないですが、あるとすれば自己紹介同様に1〜3分程度です。

この場合に備えて、自身の脳内を整理するためにも「1分」「3分」の2パターンの発表を考えておくと良いでしょう。

1分は文字数に換算して300文字程度と言われています。よって、1分であれば300文字分の内容を、3分であれば900文字程度の内容を考えておくと良いでしょう。

面接官が自己PRで見ている4つのポイント

自己PRだからといってただ自分の長所を述べれば良いわけではありません。

きちんと面接官が見ているポイントを意識した上で回答できるようにしましょう。

面接官が自己PRで見ているポイントは

  1. どのような性格・人格か
  2. 入社への熱意はあるか
  3. 自社で働き、活躍できそうか
  4. コミュニケーションスキルはあるか

の4点。

この4つのポイントをおさえた上で自己PRを考えていきましょう。
 

1.どのような性格・人格か

自己紹介とも重なってしまいますが、自己PRからも「応募者がどのような人なのか」「どのような考え方を持った人なのか」を見ようとしています。

話の要所に自分性格や価値観などが表れるような伝え方をしましょう。
 

2.入社への熱意はあるか

入社への熱意の大きさは、自己PRにおける話し方、話の内容で表現しましょう。

  • 面接の準備が念入りになされているか
  • 会社についてある程度詳細に調べているか
  • 会社でどのように働きたいのかを描けているか

の3点で入社への熱意が本当にあるのか否かは伝わります。

よって、以上の点を意識した上で、自己PRの内容を考えましょう。
 

3.自社で働き、活躍できそうか

企業側が欲している人材は

自社で働けそうな人 < 自社で働き、活躍できそうな人

です。

よって、面接官に「この人は自社で活躍できそうだ」と思わせる必要があります。

そのためには、会社側がどのような人材を欲しているのかを事前に調べておく必要があります。

  • 適性のある人材像(社内で活躍している人材はどんなタイプか?)
  • 活躍に必要なスキルセット・経験

といった情報は転職エージェントを利用している場合であれば転職エージェントに聞いてみるのも良いでしょう。

転職エージェントの使い方やランキングは以下の記事にて詳細に解説しています。合わせてご覧ください。

4.コミュニケーションスキルはあるか

面接官は自己PRだけに関わらず面接全体においてコミュニケーションスキルを見ています。見ている点は主に以下の2点です。

  • 質問に対して正しい答え方ができているか
  • 面接官に伝わりやすい話し方で伝えられているか

自己PRが質問によって行われている場合は「質問に対する正しい答え方」を、「自己PR」という場が設けられている場合は「伝わりやすい伝え方」を見ています。

後者に関しては、以降解説していきます。

面接の自己PRで話すべき点3つ

自己PRで話すべき内容は大きく分けて以下の3つになり、順に話すと聞き手にとって聞きやすいものとなるでしょう。
自己PRで話すべき点3つ

1.経験から得たスキルや強みは何か(結論)

最初に、自分のスキルや強みを結論から述べましょう。

これが人事側が最も知っておきたいポイントの1つであり、時系列に沿った話し方をしてしまうと、面接官は話の中で「求職者の強みはどこにあるのか」を探りながら聞かなくてはなりません。

時系列に沿って話を進める方が良いという意見もあるかもしれませんが、時系列に沿って話を進めるにしても結論の後からがベストです。

面接官の立場に立って話をするのであれば、結論を先に述べて話の流れを先導してあげましょう。
 

2.具体的経験・エピソードについて(過去)

結論の後に、過去の具体的経験から時系列に沿って話しましょう。そして、自己紹介でも述べたかもしれないですが、再度

  • 前職ではどのような仕事をしていたのか
  • その中で強みが身に付いたような経験はどのようなものか
  • その仕事の中で自分が心がけていたことは何か

を述べましょう。

過去から将来へと述べていくことで、時系列に沿って話を進めることができ、非常に整理された状態で自己PRをできます。
 

3.その強みをどう応募先で活かしたいか(将来)

自己PRの結論は初めにありますが、一番の見せ場は最後にあります。

最初の結論はあくまで現在の強みであり、それをどう活かしていくかまでは述べられていません。

「強みをどのような形で仕事に活かすか」はその人の将来に対する考えと、会社への熱意が強く現れる瞬間です。

つまり、この最後の部分を深くまで詰めて考えられていると良い自己PRができるでしょう。

面接官の心を動かす、3つのコツとは?

自己PRで話すべき内容が決まったら、「それをどのように話すか」に注力して対策を進めましょう。
 

<注意点①>何を最もアピールできるかを考える

自己PRは、一度にいくつもの強みやスキルを詰め込んでしまいがちですが、「自分が一番会社側に売り込みたいスキルは何か」の明確化は非常に重要です

複数のアピールポイントを並列して訴求してしまうと、

  • 結局強みが何だったのか混乱する
  • いずれの強み・スキルも薄く聞こえてしまう

という可能性があり、これではせっかく企業側が求めているスキルや強みを述べていたとしても流されてしまいます。

よって、

  • 自分にとって一番アピールできるポイントはどこか
  • 企業側が一番求める強みやスキルは何か

を考慮した上で自身の強みをアピールすると良いでしょう。
 

<注意点②>客観性のある伝え方をする

続いて、自分の強みを伝える際に「自分の強みはここだと思う」だけではなく、「人から自分の強みはここだと思われているため、そう認識している」という表現に変えましょう。

他者からの評価や意見は客観性があるため、主観的な自己の認識だけでなく、他者からも同様の評価を受けていることを交えるだけで伝わり方は大きく異なります。

そのため、ニュアンスでも構わないので「他者も自身の強みは〇〇だと認識している」という表現をするようにしましょう。
 

<注意点③>相手に実際に働く姿を想像させる

自己PRは、候補者が面接官に自身の強みとそれに基づく経験や今後の意気込みを述べているだけのものです。

しかし、先も述べたように時系列に沿って話したり、「将来どのように仕事に強みを活かしたいか」をより具体的に話したりすることで、聞き手に実際に働く姿を想像させるように誘導することが可能になります。

「一緒に働きたい」と思わせることができればその自己PRは面接官の心を動かすでしょう。

【パターン別】面接の自己PRの例文8選

ここではパターン別に自己PRのポイントをおさえます。
 

  1. 事務職の場合
  2. 営業職の場合
  3. 技術職の場合
  4. 第二新卒(20代)の場合
  5. 30代の場合
  6. 40代の場合
  7. 転職回数が多い場合
  8. 転職回数が少ない・初めて(新卒)の場合


1.事務職の場合

事務職は実績を書くことが難しい職種ではありますが、具体的に仕事内容について伝えながら

  • 周囲とどのように連携をとってきたか
  • 仕事を進める際にどのような工夫をしたか

について述べると良いでしょう。

また、事務職に必要とされるスキルは以下のものが挙げられます。

  • 正確さ
  • 効率性
  • コミュニケーションスキル
  • スピード
  • 臨機応変さ
  • スケジュール管理能力

事務職に就かれていた方は自身の仕事内容を「簡単で誰でもできる仕事だ」と思われがちですが、時間管理や、正確さ、複雑さなど細かな点において他職種にはないポイントが多くあります。

その点を自覚した上で、自己PRを書きましょう。

<例>効率性をアピールする経理職の回答例
X年間前職にて経理職を務めてきた私が得た強みは効率的に業務を行うスキルです。前職では営業部の精算を全て紙媒体で行っていたため書類作成や書類整理に時間を取られ残業につながっていました。そこで私は上司に掛け合い、紙からパソコン上でのやりとりへの変更を提案しました。その結果、毎月書類の対応にかけていた時間はX時間からY時間へと減少し、営業部と経理部の双方が本来の業務に集中できるようになったため残業時間の減少にもつながりました。この効率的に仕事を行うスキルは御社の事務職においても活かすことができると考えております。


2.営業職の場合

営業職の場合、あなたが結果である営業成績として何かを残したのであればその点を具体的に述べることが良いでしょう。

また、営業成績を残していない場合でも、

  • あなたが営業をする上でどういったことに意識を向けていたのか
  • 実際に意識していたことが活かされた場面
  • 今後どういったことに活かすことができるか

について述べられれば良いでしょう。

加えて営業職に必要とされるスキルは以下のものが挙げられます。

  • コミュニケーションスキル
  • 提案スキル
  • ヒアリングスキル
  • 課題発見スキル
  • 目標設定・達成スキル
  • 信頼関係構築スキル

<例>目標設定・達成スキルをアピールする営業職の回答例
X年間前職にて営業職を務めてきた私が得た強みは目標設定・達成スキルです。前職では不動産販売の営業を担当しており、部署として月間の売り上げ目標が設定されていました。私はその目標を達成すべく個人で前年比150%の売り上げを目標として設定し、KPIを立てました。結果として個人の目標が達成されると同時に部署の月間売り上げも12カ月連続で達成することができました。この目標設定・達成スキルは御社の営業職でも活かし貢献できると考えています。


3.技術職の場合

技術職の場合、あなたが作成したものがあればそれについて述べると具体的でわかりやすく良いでしょう。

特にない場合は、面接官が着目しているであろう以下に述べるスキルをアピールすることを推奨します。

  • 好奇心
  • 向上心
  • 進行管理スキル
  • 創造スキル
  • 継続・耐性スキル

<例>Javaを使った開発をアピールする技術職の自己PRの回答例
私はJavaを使った開発が得意です。新卒以来◯年間、SEとしてC、Ruby、PHP等の言語を使用してシステム構築に取り組んで参りました。その中でも、Javaによって開発したアプリは月間ダウンロード数が100万件を超える商品となりました。御社では、Javaを使ったWebシステムの開発で貢献できると考えています。

<例>進行管理スキルをアピールする技術職の自己PRの回答例
X年間前職にて技術職を務めてきた私が得た強みは進行管理スキルです。前職では、20人のエンジニアチームのメンバーのマネジメントを行ってきました。そのチームはスキルに大きな差があったことが業務効率を下げていたため、私はチーム全体の底上げを図り、各メンバーの育成を続けました。その結果今までのX日かかっていた案件もY日で終わらせることが可能になりました。この進行管理スキルは御社の技術職でも活かすことができると考えています。


4.第二新卒(20代)の場合

そもそも、第二新卒には正確な定義は無く、「入社3年未満の求職者」を指すことが多いです。

第二新卒の場合は仕事の経験も浅く、具体的に述べられることが少ないため、自身のPRポイントを探すのは難しいように感じますが、第二新卒が他の志望者に圧倒的に有利なこともあります。

それが若手ならではの「フレッシュさ」です。この「フレッシュさ」は以下にて採用における価値になります。

  • 別の企業の組織文化に染まっていない
  • 新しい情報のインプットや思考が柔軟であること

企業の風土は3年以上いると想像以上に染み付くため、中途採用で「入社後、組織の文化の違いで退職する」といったミスマッチは起きがちです。

第二新卒の採用であればこういったリスクは低く、長期的スパンでの活躍・育成が期待できます。

また、知識量や経験が少ないことは「思考のフレームワーク」が固まっていないことに結びつくため、「長年同じ仕事を続けている人には気づかないことに気づく」や「職場の思いつかなかったような案を思いつく」といったことが期待できます。
 

<例>看護師の第二新卒の自己PRの回答例
前職では◯年間看護師として勤務しておりました。その中で得た私の強みは患者様の求めているニーズを汲み取り実行に移す行動力でした。職種は異なりますが、この患者様のニーズを汲み取り実行に移す行動力は御社の仕事でも活かすことができると考えています。加えて現場で働いていた経験があるため御社の仕事へも適応しやすいと考えています。


その他第二新卒の面接でよく聞かれる質問についてはこちらの記事をご覧ください。


5.30代の場合

30代となるとある程度会社の中でも重要なポジションにつき始める時期でしょう。

そのため、自身のキャリアを自慢する方向にいってしまう方がいますが、面接は自慢をする場ではないため事実を伝えるという姿勢を忘れないようにしましょう。
 

<例>チームリーダー職をアピールする自己PRの回答例
私は前職にて店舗のチームのリーダーを務めていました。そこでは部下の育成を務め、チーム全体のお客様対応スキルの底上げに尽力しました。結果として店舗のクレーム率が下がっただけでなく、売り上げの面においても個々の向上が見られ、チームとして売り上げを15%UPさせることを実現させました。このチーム育成スキルは御社の仕事でも十分に活かすことができると考えています。


6.40代の場合

40代の場合、管理職に就いている方も多いはずです。また、面接官よりも年齢が上の場合もあるでしょう。

しかし、だからと言って「自分の方が立場は上である」といった無意識的な思い込みを抱かないように注意しましょう。

また、新卒以来ずっと前職にて働かれている方に対しては面接官は適応力や柔軟性といった点を心配しています。環境が変わっても対応はできるということをしっかり伝えてあげると良いでしょう。
 

<例>適応力をアピールする自己PRの回答例
前職では経理として◯年間勤めて参りました。そこでは他部門との連携が上手くとれておらず、現場との認識に差異があり、そこから業務上の間違いが多く発生していました。私はこの状況を変えようと自分なりの工夫を重ね、他部門とのコミュニケーションをはかれる環境を整えました。業務に向き合い自分なりに工夫を重ね、業務を効率化してきた経験は、職場が変わっても変わらない強みとなると考えられます。


7.転職回数が多い場合

転職回数が多い場合に意識すべき点は

  1. 様々な企業・職種を経験したために得られたスキル
  2. どういうキャリアビジョンを描いているのか
  3. 反省すべき点は反省する

の3つになります。

①様々な企業・職種を経験したために得られたスキル

転職回数の多い求職者は、採用担当者に対して、いかに転職回数の多さをプラスに伝えるかが自己PRでは重要になってきます。

様々な企業・職種を経験してきたからこそ得られた独自のスキルや経験があると伝えましょう。

  • 今回の転職はどういった理由での転職なのか
  • 転職理由は、過去の多様な経験から出てきたものであること

ネガティブではなく、ポジティブな理由で転職を重ねていることを伝えることができれば、転職回数の多さに対する不安を拭える可能性が出るでしょう。

②どういうキャリアビジョンを描いているのか

①で述べた内容にも関わってきますが、転職回数の多さに対する採用担当者の不安を拭うためのもう一つの方法として「自身のキャリアビジョンを述べる」があります。

採用担当者が気になっているのは「自社ではすぐに退職せず、働き続けてくれるか」であるため、自身の今後のキャリアビジョンを伝えることで「すぐに退職する可能性はない」ということを伝えましょう。

③反省すべき点は反省する

度重なる転職の理由が自身の見通しの甘さや、自身の勝手な都合である場合、その点は反省しているということを必ず伝えるようにしましょう。

その点に理解を示してくれるとは限りませんが、正直に向き合う姿勢を示すこともアピールポイントの一つです。
 

<例>経験職種・業種の幅広さをアピールする自己PRの回答例
これまで私は販売スタッフ、法人営業、コールセンター業務といった幅広い営業を経験してきました。業態により仕事内容は異なりますが、私は営業はいかなる業態においてもサービス以上に私を信頼していただく必要のある業務だと認識しています。よって、お客様のニーズを汲み取り、そのニーズにあったサービスを提供し、問題があれば迅速に対応することを心がけてきました。このスキルは環境が変わっても活かすことのできるスキルだと考えています。


8.転職回数が少ない・自己PRが初めての場合

転職回数が多い方に比べて少ない方は一見自己PRでも困らないように思われがちですが、新卒の方等前職経験がないため自己PRが難しく感じるでしょう。

転職回数が少ない、初めて(新卒の方等)は以下の点に注意して考えてみましょう。

  • 転職経験が少ないからこその、継続力をアピール
  • 新卒だからこその向上心と前向きさをアピール

<例>向上心をアピールする自己PRの回答例
私の強みは現状に満足せず、常に上を目指そうとする向上心にあります。大学1年生の頃よりアルバイトにて接客対応をしていました。その中で、海外のお客様を対応をする機会があり、自身の英語スキルの至らなさを痛感しました。そこで、私はTOEICのスコアに加え、TOEFLのスコアを取得しようと努めました。結果として、私はTOEFLにおいて◯◯点取得し、アルバイト先でも海外のお客様がいらっしゃった時に対応を任せてもらえるようになりました。この向上心は御社のいかなる仕事においても活かすことができると考えています。

面接で自己PRを話すときのNG回答例3選

ここでは、面接で自己PRを話すときのNG回答例を3つご紹介します。
 

1.客観性に欠ける自己PR

客観性に欠ける自己PRはあなたから企業への一方通行的なアピールとなってしまいます。

自己PRを行う際は独りよがりなアピールポイントではなく他者からも認められている強みをあげましょう。

ここでは、リーダーシップをアピールポイントとした自己PRのNG回答例をご紹介します。

例)リーダーシップをアピールする自己PRのNG例
私の強みはリーダーシップ性があることです。前職にて◯年間私はSE職を務めてまいりましたが、そこでは私がプロジェクトリーダーとしてチームメンバーを引っ張ってきました。私がリーダーとして心がけてきたのは納期を守るために私からメンバーに仕事を割り振ることで、チーム全体の動きを円滑にすることです。このリーダーシップ性により私は顧客から信頼を得ることができました。

上記のNG例ではリーダーシップ性をアピールしたいにも関わらず「顧客から信頼を得ることができる」という主観的な意見によってのみ裏付けがなされており、説得力に欠けています。

また、「納期を守るために私からメンバーに仕事を割り振る」という点はリーダーシップ性というよりは独裁的な印象を与える可能性があります。

よって、「顧客から信頼を得たことにより、リピーター率を◯%あげた」などと述べ、アピールポイントに客観性をもたせましょう。
 

2.採用ニーズに反する自己PR

企業の採用ニーズに反する自己PRは採用担当者の心を動かすことが難しくなるためNGといえるでしょう。

例えば企業が「論理的思考力のある人」を求めているにも関わらず、あなたが自己PRにて「アイデア力がある」と述べても採用担当者はあなたを採用したいとは思わないでしょう。

ここでは、「論理的思考力のある人」を採用ニーズとする企業に対し「アイデア力がある」とアピールした自己PRのNG例をご紹介します。

例)アイデア力をアピールする自己PRのNG例
私の強みはアイデア力があることです。私は前職にて企画職を◯年間務めてまいりました。そこでは私が他者の意見を元に発想を膨らませたり、1からアイデアを出したりすることで企画運営がまとまっていきました。このアイデア力は御社の企画職においても活かすことができると考えております。

この回答例では「私が他者の意見を元に発想を膨らませる」ということからもわかるように、発想を広げることがアピールされています。

しかし、企業が求めているのは発想を広げる方ではなく、発想を元に論理的思考力で問題解決に挑んだり、整理したりすることのできる人です。

求めているスキルに反するスキルをもった人を採用しても採用の意味がなくなってしまうため、自己PR以外の志望動機等でカバーができない限り上記の回答で内定をもらうことは難しいでしょう。

よって、自己PRの際は志望企業の採用ニーズを把握した上で考え、述べましょう。
 

3.アピールポイントが不明確な自己PR

アピールポイントが複数あったり、抽象的すぎたりなどして不明確な自己PRは、面接官に意図が伝わらないためNGと言えるでしょう。

例えば「コミュニケーション能力」といっても「話す力」「聞く力」「まとめる力」など多様なスキルに分解が可能です。

そこで「コミュニケーション能力」の具体的な中身を明らかにせず、他のアピールポイントまで述べてしまったらどのスキルも中途半端なものであるという印象が与えられてしまいます。

具体例として営業職の転職を希望する人の自己PRのNG例をご紹介します。

例)営業職の転職を希望する人の自己PRのNG例
私の強みはコミュニケーション能力が高いことです。前職にて◯年間営業職を務めてまいりましたが、その中で私が意識していたのは顧客の潜在的なニーズを聞き出すことです。そのために私はこちらから与えることのできる情報はなるべく多く伝えるようにしていました。また、営業職を務める中で目標設定スキルや課題解決スキルも向上させることができました。これらのスキルは御社の営業職においても活かすことができると考えています。

上記の回答では「コミュニケーションスキル」「目標設定スキル」「課題解決スキル」の3つが挙げられていますが、詳細に述べられているのは「コミュニケーションスキル」のみで後者2つに関しては客観性にも具体性にも欠けています。

これではそもそも「コミュニケーションスキル」があるのかも定かではない上に「目標設定スキル」や「課題解決スキル」も出てきてしまったことで、この人の本当の強みが何であるかが伝わりません。

よって、自己PRを行う際は伝えたい具体的な内容を1つに絞って述べましょう。

面接で自己PRを話すときの注意点

ここでは面接で自己PRを話す際の注意点についてご紹介します。

注意点は以下の4点です。

  1. 自慢にならないようにする
  2. 自己紹介との区別をつける
  3. 履歴書等と内容を揃える
  4. 自己PRは複数用意する
     

1.自慢にならないようにする

自己PRではあなた自身がアピールでき、かつ志望企業でも活かすことのできる強みとその背景となる根拠を述べます。

しかし、あなた自身のアピールが強くなってしまうと企業に「自慢をしている」という誤解を与えてしまう可能性があります。

よって、アピールが度を超えて自慢にならないよう気をつけましょう。

具体的には話す内容やアピールポイントを1つに絞り端的に述べることや、のけ反るような姿勢を取らずまっすぐに伸ばすことで誤解を避けることができるでしょう。
 

2.自己紹介との区別をつける

自己PRと自己紹介は一般的に間違えられてしまうことが多いものです。

端的述べれば、自己PRはあなたの強みをアピールし企業とのマッチングを図るものであり、自己紹介は「あなたがどういう人物であるか」を端的に伝えるものです。

自己PRと自己紹介を同様に述べてしまうことは質問者である面接官に「質問の意図が汲めていない」とコミュニケーションスキルの欠如が疑われていまいます。

よって自己PRと自己紹介をはっきりと区別させるために、事前に面接でよく聞かれる質問に関しては内容を考えておくと良いでしょう。

3.履歴書等と内容を揃える

面接は事前に企業側に提出している書類(履歴書等)を元に行われます。

そのため、履歴書に書かれた自己PRと面接で話す自己PRの内容が異なれば一貫性に欠け、どちらの強みが本当の強みなのかがわからなくなってしまいます。

よって面接における自己PRでは履歴書に記載した自己PRの内容と一致したものを述べましょう。

そのためには履歴書の提出前に一度コピーをとっておくと面接前に確認することができて良いでしょう。
 

4.自己PRは複数用意する

自己PRは時間や内容によってパターン別に複数用意しましょう。

自己PRを複数用意することで、面接時に企業やその時の状況に合わせて最適なものを選び話すことができます。

また、面接中に万が一自己PRが求められない場合でもアピールポイントとその背景を複数考えておくことで、他の質問された際の回答内にアピールポイントを含ませることが可能になります。

面接における自己PRのまとめ

いかがでしたか。

今回は自己PRと自己紹介の違いを踏まえた上で、自己PRで話すべきことや話す上での伝え方のポイントをご紹介しました。

面接の自己PRの部分で面接官の心をつかむことができれば、その後の流れも上手く掴めるため、準備は念入りにしておきましょう。

面接において好印象を与える話し方や、身だしなみ等のマナーは以下の記事からご覧いただけます。合わせて参考にしてみてください。
 

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