電子タバコがどうなるか、それ次第だと思うが、右肩下がりは間違いないと思われる
電子たばこにおいては完全に他社に先を越され、後手の対応が目立ちます。巻き返していこうと新商品をリリースしていますがそれもスピード感が足りないように感じます。 国内では縮小の一途を辿るたばこ事業ですが、海外たばこ事業は伸びているので将来性が無いわけでは無いと思います。
医薬品事業に入ったばかりで研究所も新しくて良かったが、全体的に軍隊のような会社だと思った。研究開発に力を入れて、鳥居薬品に売らせるというモデルは、他の製薬会社ではありえないようなモデルだと思う。いまだに事業としては、マイナスなイメージがあるが、たばこがじり貧なので、普通の製薬会社ではありえないようなパイプラインの低さであるが、続けざるを得ない状況だろう。
新商品に大きな設備投資を行ない生産能力を担保しているものの、販売数量が伴わないため停止している時間が長くなっている。新しい商品を開発・製造・販売するプロセスに時間がかかり競合に差を開けられている現状にある。
国内たばこ市場の成長性は見込めないが、定期的な値上げ等により利益は確保できている。成長性があるとしたら海外市場であり、今後はグローバルな人材が求められている。 国内では喫煙環境の整備に注力しており、各営業が分煙コンサルのスキルを高めている。現在、販売店へのタバコの営業自体はほとんどパートさんが担っており、正社員は今後のために喫煙環境整備のための能力が必要。
国内たばこ事業は法律による制約が強く成長していく段階ではないため安心はできないとおもっている
収益の大半がたばこ事業であるが、将来的に市場の縮小が確実視されている。 食品、特に医薬事業部に入れて多角化を図っている。
圧倒的な粗利率により確実にキャッシュを得ることができるが、買収以外に使い道を見出せておらず、ジリ貧になっている また高年齢層は専売時代に入社した社員も多く、彼らにとっては会社は工場であり、工場をが良ければいいという考えが強い。また作れば売れるという考えが抜けず、売れない商品でもとにかく作ることを念頭に置いており、合理的判断ができていない。
よくたばこ事業の将来性のなさが嘆かれているが、JTの強さの本質はタバコ商材ではない。国営かつ国内市場の単一商材を扱っていた会社が、M&Aや多角化を推し進めて日本を代表するグローバルに変容すること、それができることこそJTの強みだと感じる。
縮小傾向ではあるものの、利益率の高さや見込みの想定のしやすさなどを考えると、安定していると考える。