自動車用ワイヤーハーネスが主力の製品。今後自動車の電気化が進むに連れ無くなることは無いだろうが薄利多売のビジネススタイルには限界を感じる。 また、完成者メーカーが自前で開発していくようになったらこの会社の強みは無くなる。
ハード部品かつ電装部品の中でも最も重量比率の高い部品であるためOEMからすると削減対象にしかなっていない。付加価値をつける事にも苦労している。原価低減も厳しく今後なくなることはないと思うが成長性は見込めない。
事業内容自体は自動車の電動化の流れに合っているため将来性はあると感じる。 しかし、部門によっては日系メーカーに対しての存在感はある一方海外にはほとんど進出出来ていない。
ワイヤーハーネスという部品は電気自動車になっても無くなることはないというのが強みである。そして、コネクタ、電線、端子と膨大な部品を扱うため、新規参入は極めて困難な分野である。しかしそのポジショニングに甘えてしまっていて、どこか穏やかすぎる経営方針、スピード感がない経営戦略となっており、目標だけは立派だが、結果はハリボテ感、関連部署がなんとかでっち上げたような結果しか出ていない。良くも悪くも古い大企業体質。
電気自動車になっても全てがワイヤレス化する事はなくワイヤーハーネスが無くなることはないと考える。 しかし、事勿れ主義、現状維持推奨の人が多いため、他部署横断的で挑戦的なプロジェクトをすると、現状維持に持ち込もうとする人が多く進めづらい。
強みは泥臭さ 弱みは大企業病(役員のレビューが多い)
メインとして取り扱っているワイヤーハーネスという製品の仕様上仕方ないことだが、労働集約型のため競合他社との差別化が難しい また、会社としては積極的に技術提案を行なっていくという方針を建ててはいるが実情はOEMの言いなりであり、他社に遅れをとっているような気がする 将来倒産するというようなことはないと思うが以上な点より少なくともワイヤーハーネス部門においては横ばいもしくは緩やかに右肩下がりになるのではないかと考える