よくも悪くも稲盛さんの影響が強すぎてすでに稲盛さんが現場を退いてからは経営陣に魅力を感じない。
名誉会長の稲盛和夫氏は日本を代表する経営者と言っていい。その企業理念、いわゆるフィロソフィーは、会社経営の根幹であり、社員一人ひとりにもその考え方を求められる
現社長は、生産性倍増・業務革新に力を入れており、アナログな作業が多く、他社と比較するとローテクだらけで、時代錯誤な印象だったが一気に雰囲気が変わった。
新しい事をしようとしてはいるが、中身は現場任せなので、リーダーシップを感じる事はない。よく言えばボトムアップ重視。
典型的なサラリーマン社長。ただ、旧来の労働環境や会社に漂う閉塞感を変えるべく、制度改正などを積極的に進めているが、アメーバ経営が足枷になっている。元々はこんな閉塞感を産まないようにするために考えられた手法だったと思うのだが。
・最近、経営スタイルが変わり、各部門ごとで取締役が経営についての判断を下せるようになったため、大企業特有の判断の遅さを改善しようという取り組みがなされている
稲盛会長と直接働かせていただく機会がありました。京セラフィロソフィーは当時から完成したかたちで社内の仕事への考え方の指南書として大事に扱われていました。当時はあまり実感がなかったですが、素晴らしい考え方が書かれており、新卒でそのような経営者、起業家の考えに触れることができたのは、後々の財産になったと感じております。 今でも仕事で行き詰まったときは、その教え、もう駄目だと思ったときが本当の始まり、というような言葉を思い出して、何度かピンチからの挽回を図ることができました。すでに退職して長く経っておりますので、現在の社風について述べることはできませんが、同じゴールドに向かって本気で努力する、そういう連帯感はこれからも変わらない社風として残ると思っております。
4年毎の社長交代が定例化しており、経営者の顔はあまり見えない。あくまで各事業本部・事業部毎の個別運営で、中小企業の集合体といった印象。
4年に一度くらいのペースで経営者がかわる。 技術畑出身の者や、営業畑出身の者など、いろいろな環境から経営者が出てきている。 ただ、派閥争いは結構ありそう。
最近新しい動きがあるのが良い。どんどん新しいことに挑戦する必要があると思う。フレンドリーな印象を持つ。気さくだと思う。