年収は低く、業績が悪化するとボーナスカットや給与カットがありました。また、学部卒、院卒で初任給が違う以外にもグレード制度があり、院卒は入社時からグレードが高いです。その為、学部卒で数年働いた人と院卒の新卒でもグレードが同じ、昇級のスピードも変わります。
休みや残業量は部署や、上司により大きく変わります。基本的に事前に申請すれば休みは取れましたが、会社として積極的に有給消化を進める雰囲気はないので、申請時は気まずいです。捨ててしまう有給も多かったです。 残業は月20〜30時間程度で、残業代は出ました。
評価制度はかなり偏りがあります。昇級は年功序列ではないと言っていますが、若手のうちはほぼ年功序列でした。部署内でどの人を上げるか毎年調整があり、上が詰まっているので上がらないなど、人数の多い部署は昇級しにくく、部署により昇級のスピードのバラつきが大きかったです。 教育に関しては、社内の通信教育で勉強すると、費用半額補助の制度がありました。
海外に勤務すれば給料がいいと聞くが、国内にいる限りはそこまで上がらない。業界の水準としても低いような気がする。ボーナスはコロナ禍でもしっかり出た印象はある。増収増益しているので、食いっぱぐれることはないと思うが、もっと上を目指す人にとっては物足りない環境のような印象を受ける。
昇給するまでの最低年数が設けられており、モチベーションが削がれる。実力があってもなかなか上に行けないので、優秀な人ほど転職する傾向にある。
福利厚生は良い。工場に食堂があるため、食堂のない本社勤務の社員に対しては食事手当が毎月支給される。
未だにひとつの事業に依存しているため、広がりがない。事業自体は10程度?あるが、アルミ電解コンデンサほど拡大はせず、トップの方針としてもこれ以上あまり伸ばす気もなさそうな感じ。90年以上同じ事業をやっているので、今後時代の変化とともにステークホルダーや顧客に新しい価値を提供できない限り、部品の需要はあっても衰退していくのではないかと考える。