管理部については決算期を除き残業はそこまで多くはなかった(通常10時間/月、繁忙期45/月)。会社としても有給取得を勧めているため、管理部門の有給取得率は高かった。 施工管理になると会社で定めている45時間を超えての申請ができないため、正確な残業時間の把握は不可能であるが、友人からの話を聞く限り80〜100時間は行なっているよう。 また現場では度々労基署が立ち入り検査に入られており、その度に業務時間の指導が入っているため、残業時間はかなり多いことは確かである。
あまたある中央ゼネコンの中で特にこれといった強みがなく、準大手の中でも最底辺。業界的にもそうであるが、懇意にしている企業からの特命案件をどれだけ継続して受注し続けられるかというのが、大きなポイントとなっている。古い業界でありビジネスモデル(単品受注生産)は将来的にも残っていくと思うが、手を動かす協力会社の人たちとの関係性があまりよくなく(業界的に担い手不足が叫ばれている)、人手不足で受注出来ない可能性も今後出てくるかもしれない。
現場と本支店内勤で大きく異なる。現場は朝早く夜も終礼後遅くまで書類作業のため残っている人が多い。しかしある程度業務の調整はできるようで、時間を合わせて職員同士で飲みに行ったりご飯に行っている様子もある。内勤は例えば決算対応や監査対応など一時的に繁忙期はあるものの基本さほど残業は多くない。また現場•本支店内勤関わらずパソコンに時間外管理システムが入っており、事前に申請し上司がそれを承認しない限りパソコンが20時に自動でシャットダウンされる。土日も同様に事前の申請がないとパソコンが起動できない。ある程度残業抑制の効果があるように思うが、残業が常習化している現場では1週間分まとめて事前に申請したりするなどそれぞれ工夫を凝らして残業している。有給休暇は年に数日計画年休として休みを取得することが義務付けられている。年休を取得すること自体は特に嫌味を言われたりすることはなく、周囲も取得に対して協力的だった。