営業利益至上主義。ビジョンは二の次。数字を作り取ってつけたような戦略をはめ込む。だからあんなことになる。
現場レベルでは、顧客の言われた範囲で最適化し、ビジョンを示さず、責任を曖昧にすることで生き残っているマネージャー陣が蔓延っている。 トップは経営の数字を良くする専門家でしかなく、技術を扱って、世の中に貢献しようとしている人間はどこにいるのか知りたい。
「人と地球の明日のために」という理念があり、そのための理念体系や、10か条などを作っている。しかし、社員にそれがどの程度浸透しているかは不明。そもそもこの理念を作ったときの会長は今もう東芝にいない。
当時は総合電機メーカーとしての看板を必死に守っており、重電から軽電、材料から半導体、コンシューマデバイスから社会インフラまで、本当になんでもやろうとしていた。その分何をやりたいのかわからない状態になっており、原発に注力したところで東日本大震災があって、そこから迷走が始まってしまったように思う。
業界が狭いので企業理念など他社比較はしやすく、経営陣の言っていることを咀嚼しやすい環境だったと思います。 稀に経営陣に対して不満を言う人はいましたが、内容自体は妥当なので、人間関係で疲弊した方が会社に悪態をついていたと思って見ていました。良い会社と思っていまふ