日産自動車株式会社

競合他社と比較して、電気自動車や自動運転などの先端技術に力を入れており、これらの技術では一歩リードしているように思える。

自動運転に力を入れているが、すでに他社に追いつかれている印象。今後は自動運転技術を使ったサービスにも力を入れないと生き残れないが、こちらはさらに他社に遅れをとっている。

アライアンスメンバーの会社の影響は受けないとされているが、やはり多少影響がある。

自動車メーカーなので、参入障壁は高く、安定しているとは思います。ただ最近は電動化により以前と比べると参入障壁が低くなっており、テスラ・モーターズのように新規参入する企業は現れると思います。

電動化、知能化という業界トレンドの方針をいち早く打ち出し、それだけの優位性、将来性は現在あると思う。しかし、不正発覚は誇張宣伝等により、風評は完成車メーカー内でも特に悪い。フランスメーカーの意向がかなり日産内にも影響を及ぼしつつあり、ここが間違えると他者にあっという間に追い抜かれる気配を持つ。

短気的なビジョンで会社が成り立っていると思うと怖くなります。今後は自動業界の動乱期になると予想されます。安全安心を取り戻し、長期的なビジョンを持ってほしい。昔の日産の車には非常に魅力的な車が多かった。GTーRやスカイラインああいった車を作り続けてほしいです。日産の車は国産車の中で郡を抜いてエンジンが素晴らしかった。海外での評価もすこぶる高かったはず。 EVを主戦力として考えているはずだか、中国には勝てるのか？そこに勝てないと日産の未来はないと思う。

電気自動車や中国市場に初期から投資をし続けたのは高評価である。しかし、EVも自動運転もユーザーが今後何を求めるのか、もしくはマーケットがどう動くかに左右される。投資が生きれば良いがそうでなければ、培った製造ノウハウを無駄にしかねない。他の電気メーカーと同じように、自動車業界も流れ一つで淘汰をしていく可能性があることは、十分に注意した方がよい。

電気自動車を頑張っているが、成功するかは市場の将来次第。自動車業界も台数を出さなければ生き残れない時代になってきたので、アライアンスを組むのは1つのメリット。一方でアライアンスによる歪みもあるのは確か。

EVへの先行投資が現時点では良い効果を生み出していると言える。今後も維持する事ができるか、より良い価値を訴求出来ていけるかが重要。上層部はマネジメントの健全化に多くの労力を注いでおり、100年に一度の変革期と言われている現在において不安要素は残る。北米へ過度なインセンティブを与え続けてきた反動が暫く続く見込み。