大企業の大規模システムを開発運用する案件が多く、安定的な売り上げを得ている。 一方で現場では常に保守的な働き方が求められる。 確実なリスクマネジメントに関する意識は高いが、新しい技術やITトレンドを用いた現場は殆ど無いため、開発者マネージャーともにレガシーな知見しか持ち合わせていない。 今後多様なナレッジを持つ大手SIや新規参入してくるライバル企業が現れた時に、会社として対抗できる武器がこれといって無いことが課題である。
親会社から安定的に案件の受注が見込めるのは大きな強み。一方で、親子関係ゆえに厳しい納期や条件などの制約がある案件も多い。 子会社でなければ「お断り」レベルの金額や納期でも、受けざるを得ないようなことも多い。案の定、プロジェクトが泥沼化して苦労する。
世界的なレベルの鉄鋼メーカが親会社にあり、地盤が安定している中で、外販の割合が高く企業の安定性は高いと思う。
Sier業態がどこまで続くかにつきると思う。 ビジネスモデル転換をスピード感をもって行えるかはかなり 微妙な保守的な会社。 ただ地頭のよい社員、上層部がいるので大きくこけることはないのではないか。