そもそもSIerという業界が斜陽産業でかつ物理インフラメインの会社は更に厳しい。
ITは今後さらに発展すると思われるので、将来性はあると思う。
SIビジネス自体が今後どうなるかわからないため、会社としてもサービス事業に注力していこうとしているが、まだまだ。
結局、親会社がバックにいることが最大の強み。それで受注できている仕事はものすごくたくさんある。IT業界は今後もM&Aを繰り返していくと思うが、ここは最終局面まで生き残ってそうな気がする。所属してみると、ステークホルダーへ幅を利かせている会社だなと実感する。どのメーカーさんも腰を低くして対応してくれます。
クラウドシフトな時代ではあるが、 インフラSIの需要はクラウド上でも一定レベルは継続すると思う。 ただしサーバや製品系の販売は苦しい。 良くも悪くもIT業界の卸売り業者のため、 トータルソリューション力を強めないと今後の飛躍は難しい。
会社の将来性としては、不透明と感じる。 現状は業績も伸びており、大口顧客に対する基盤もあることから、今後数年間でどうこうなる会社ではない。
・新規開拓する意識は低いが、それだけ既存の顧客との結びつきが強く安定して案件を受注できている点。 ・Sierは批判されているが、なんだかんだで残っていくと思う。内製100%という考え方はほとんど幻想。
テレコムキャリアの商用基盤に食い込んでいるのは大きい。インターネットにスマホやデータ通信サービスは今や社会インフラであり、そんな通信キャリアが転けることはほぼなく、そこに食い込めていることは安定したビジネスモデルになっている。 ただ、キャリアビジネスは安定はしていても、儲けは少なく、継続的に大きく伸びることはないため、今後の成長ドメインをエンタープライズに見出そうとしている。 ただ、そこの分野では、他の競合他社に比べると伸び率と儲け方が弱い。 理由は、プライムの割にはコンサル力、上流工程、開発力が弱く、受注するために高コスト体質になってしまい、失注も多く、受注しても低採算になりがち。 また、グローバルビジネスも躍起になっているが、言うほどの人材や海外拠点も無く、対応し切れていない。 ここらへんの課題をどう解決するか次第だが、あと10年はこのままの体制でもいくだろう。 ただ、本当に日本が少子高齢化で国内需要が一気に縮小し始めたとき、上流工程が弱く、グローバルにも弱いこの会社のその後は分からない。
やはりインフラSIerの色合いが濃く、クラウドビジネスや、今後海外のビジネスを伸ばせるかどうか。
伝統的にキャリア向けビジネスが強いが、時代がクラウドシフトしていく中でどこまで生き残れるのかは微妙。オンプレビジネスに固執しているとどこかで傾く時が来るかもしれない。