ホワイト企業であることは間違いない。 本部勤務の中で、職種や時期によって残業が一時的に増えることはある。しかし、恒常的に長期労働が求められることはない。 高速配転教育を提唱しており、職務内容や部署内の人間関係が合わない場合は、違う部署への異動が容易に行われる。 一方で、 ・専門技能が付きにくいこと ・ニトリ独自の業務が多いこと ・上司の指示が絶対なので、脳死状態で言われた事だけをこなす人が多い。特に本部業務。
創業者が実権を握っている企業らしく、完全なトップダウン型企業。 意思決定が速く、大企業にしては変化が速い。 一方で、トップの一言で組織が振り回されることが多々あり、日々、朝令暮改な指示をどれだけ効率よく的確に処理できるかが担当者のスキルになっている所がある。 指示内容も全てが正しい訳ではない。 会長の発言力はまだまだ強い。 株保有数が多い為、社長でも逐一会長への報告を求められたいるようだ。
私は男性ですが、女性でもキャリア形成ができる会社です。寧ろお店の場合男性上司がほとんどなので喧嘩しない限りは評価も良いものが取れてる人が多かったです。男性は店長経験までさせることがほとんどですが女性はフロアマネージャーまで進むとそれ以降は本社帰属になる人が多いです。そしてその場で配属される部署も自身が希望しているキャリアビジョンに沿っている方が男性より多いように感じました。パートさんが女性が多いこともあり、女性に優しい会社であると感じます。男性からすると女性ひいきがあるなと、逆に感じる場面も少なくなかったです。 また、キャリアでいうと半期に一度キャリアビジョンを提出します。そこでしっかり自分の将来を見据えてやること、やりたいこと、どこで何をしたいかしっかり考えられ、それを伝えてる人はそれに沿って配転してもらえると感じました。もちろん評価が良いことが前提としてではありますが。 ただし、ニトリから別の業界に進むときに得られるスキルはほぼないと思います。同業種であれば良いかもしれませんが、同業種内転職であれば他社よりニトリの方がいいと思います。なので他業種に転職するのであれば早めに、それ以外はニトリに骨を埋める覚悟を持つことが大切です。
賞与の割合が高く不安定。 相対評価なので高く評価されるためには目立つ必要がある。 評価が1つ変わるだけで賞与額に1月分の月収以上の差がでる。 月収は毎年1万円ぐらい上がる。
残業は20時間ぐらいが平均。 定時後の1時間で電気が一度消える(そのあとすぐにつけられる)。 電気が消えるまでには過半数の人は帰っている。 有休もマネジャーと相談して業務調整すればまず断られることはない。 ワークライフバランスは日本でもトップクラスではないだろうか。 ただ、有休日数は10〜20日でそれほど多くない。 年間休日日数は入社後の数年で数日増えており増やす意識は感じられるがまだ120日未満。
副業は基本禁止。 リモートワークは可能だが出社を推奨している。 フルリモートは不可。 資格取得支援金は非常にありがたい。 住宅補助はないに等しい。 その他の福利厚生(割引サービスが使えるクーポンサイト?)は使いづらいのでほとんど使われていない印象。
階層ごとに教育が行われる。 配店教育を大切にしており、社員の異動を促すことで経験を積ませることを仕組み化している。 店舗を持つ会社としては妥当である反面、昨今の専門職でキャリアを積むという考え方とは相反するものがある。 今後は店舗人員とプロフェッショナル採用の枠をいかに分けて、多くの社員に納得してもらえる教育制度の仕組み策定が鍵となるだろう。
入社を決めた当時は製造物流小売業という独自のスキームを売りにしていた。 実際入社後の印象にも相違なく、妥当であったと言える。 会社の売上目標にそって、どんどん人が増えて、店舗が増えていくのを感じられる数年間であった。実際店舗・売上の増加に伴って原価も抑えることに繋がり、相乗効果が感じられた。 また、店舗拡大の勢いに乗って、海外展開・新規ビジネスにも積極的であり、アメリカや飲食業界への進出も盛んに行われた。ただ今のところコアとなる家具事業の日本国内店舗販売以外では成果をあげられていない。 一方で合理的に撤退の判断ができるのは良い点とも言える。