待遇については公務員などと同じく、年功序列が基本であり、業績評価が一部ボーナスに異教するが、業績評価は上司しだいなところが非常に大きいと思うし、ややブラックボックス化している。若手のうち、特に20代であれば残業なしではかなり厳しい手取り額になるだろう。30代後半で子供を複数育てている先輩などを見ていると、残業はあえて進んでやっている。というのも残業代がないと暮らしがきついからだ。
全体的にはワークライフバランスはとりやすいが、一部の激務部署にいくとそうでもない。自分は2部署を経験したが、2つともはずれでワークとライフのバランスはとれないことがままあった。地権者や賃借人には非常に横暴かつ粗野、常識はずれのならず者などもおり、しかも政治的圧力がからむ古からの経緯で、機構はいいなりになっていることも多い。また、開発などを担当する部署でも、新しいことを一から学ぶ必要がある中で、業務量が多いため、こっそり休日に作業を余儀なくされたことがある。
公務員として考えてみれば高いが、不動産業として考えれば低い。優秀な人ほどすぐに転職していくイメージ。