待遇については公務員などと同じく、年功序列が基本であり、業績評価が一部ボーナスに異教するが、業績評価は上司しだいなところが非常に大きいと思うし、ややブラックボックス化している。若手のうち、特に20代であれば残業なしではかなり厳しい手取り額になるだろう。30代後半で子供を複数育てている先輩などを見ていると、残業はあえて進んでやっている。というのも残業代がないと暮らしがきついからだ。
全体的にはワークライフバランスはとりやすいが、一部の激務部署にいくとそうでもない。自分は2部署を経験したが、2つともはずれでワークとライフのバランスはとれないことがままあった。地権者や賃借人には非常に横暴かつ粗野、常識はずれのならず者などもおり、しかも政治的圧力がからむ古からの経緯で、機構はいいなりになっていることも多い。また、開発などを担当する部署でも、新しいことを一から学ぶ必要がある中で、業務量が多いため、こっそり休日に作業を余儀なくされたことがある。
公務員として考えてみれば高いが、不動産業として考えれば低い。優秀な人ほどすぐに転職していくイメージ。
部署にもよるが、平均残業時間は20時間ほどであり、そこまで多くはない。ただし、公務員的な組織のため、社内調整に非常に手間を取られ、なぜこのようなことて時間を使わなければならないのか思い悩むことも多い。
評価制度はあってないようなもので、頑張っても昇給には結びつかない。完全に年功序列である。 配属の希望は一年に一度聞かれるが、通らないのが前提と思った方が良い。営業部門の人をいきなり経理に配属させたり等、何を考えているのか全くわからない人事異動も多い。
Welboxを使用できる。リモートワーク制度は一応導入されているが、使用できるかどうかは部署や上長の考え方による。
メインの収益源である賃貸住宅はどんどん老朽化しており、建替えが追いついていないため、先細りしていくことはわかっている。
理事長以下、役員の半分は国交省の天下りのため、特段経営ビジョンのようなものは示されていない。