年収は親会社の八割というところか。業務量や仕事の専門性の割に良くはなかった。親会社の一般事務職とボーナスや基本給が同じであったため、やる気を無くした。
残業はとても多かった。一年の半分以上は80時間程度が続いた。今は在宅勤務も奨励され、打合せ時間が減ったり、状況は変わっているかもしれない。
育休や時短などの制度はあり、ワーキングマザーが増えてきた時期だった。また当時は業務的にどこのチームも余裕がなかったため、ワーキングマザーが多いチームは周りの負荷が大きかった。
幹部陣は間違いなく親会社の三井ホームからの出向(天下り？)であった。会社構造上は仕方ないと思うが、企業方針があまりにも的外れ。経営的な観点はあるのかもしれないが、設計の専門集団としての業務に即した実態からはかけ離れ過ぎており、運用が難しかった。業務的に全く余裕がない時期に、出向者(三井ホームからの、給与は高いが、設計者としてはペーぺー。しかも数年後には親会社へ戻る)の教育に時間をとられるのも辛かった。
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