生涯年収はメガバンク総合職程度。20代のうちはあまり差がなく、30代〜40代ではメガバンクに劣るが必ず訪れる海外駐在中の高給で巻き返せるので、銀行の50代以降の年収ダウンを考えると結果として同程度に落ち着く。駐在先を見ると総合商社がよく比較対象になるが、その年収水準には総じて劣る。接待やゴルフといった顧客対応や厳しい営業目標などがないこと、仕事の業務負荷の違いなどもあって同水準でないことにはある程度理解できるが、駐在すること自体を負担と考える場合はもう少し待遇が良くなっても良いのではないかと感じる。
部署にもよるがほとんどの場合でホワイト。いわゆる36協定の上限である40時間に達するのは厳し目の営業部以外ほとんど無いのではないか。残業代は満額支給されるので、逆に若手の頃は残業代で給料を稼いでいくスタイルになり、むしろ残業をさせてほしいと理由を考えるほどであった。
福利厚生自体は公務員と同程度で大した期待はできないが、公費留学制度は流石の充実度だと感じる。
みんな高学歴だが、その割には民間と比べるとやはり見劣りする。在外に出ると給与水準はかなり上がるが。。
配属される部署によっては海外出張が多いが、いけない事情があればほかの人が代わりにカバーするなど考慮されることも多い。良くも悪くもみなし公務員なのでめちゃくちゃ頑張る人とゆるふわな人の差は激しい。
やりがいは感じやすい仕事だと思うが、役所的な仕事も多く夢をもって入ってきた若者が手続きの煩雑さにつかれたり政治的介入などに嫌気がさして辞めていくケースがすごく多くなった。最近霞が関以上に役所感が強いと官庁の人にも揶揄されている。
女性の活躍はどの業界よりも進んでいると思う。課長職以上の女性もたくさんあるし、時短勤務なども整っており、理解もある職場。緩く働きたい人もばりばり働いて出世したい人もいてくっきり分かれる感じ。素敵な女性が多い。
ODAの在り方が問われており、また経済発展により供与国の減少、日本の国力低下などもあり最近限界を感じることも多い。
派遣先によって異なる。現地の課長レベルが支給されるため、現地での生活では割と余裕がある。積極的に貯金し任国外旅行などに充てている隊員もいると聞いた。