ジェネリック専売メーカー。国は置き換え率(普及率)80%を標榜しているが現在の置き換え率は78%。これからはジェネリックを普及させる前に先発の薬価を下げればいいんじゃないの?との議論が活発化している。入社当初はジェネリックについて教えて欲しい、説明会を開いて欲しいと得意先からも大変重宝がられたが、普及が進んだ今、オリジナル製品を持たない先発ありきのコピーメーカーが晒されるのは情報提供力ではなく激しい価格競争力のみである。 いくら訪問して関係性を作っても「おたくの製品は高いから」「うちはオーソライズドしか使わないから」で終了。ピーク時は先発メーカーもジェネリック部門を抱えて攻勢に出ていたが、儲からないと分かった今は手放すケースも散見され、今後追随するメーカーも多数出てくると思われる。 この様な現実下、経営層が言うのは毎回決まって「みんなでがんばりましょう」のみで具体的なビジョンを示すことは一度もない。給料(手当)も2021年から大幅に減額される予定。