2019年に入り頃期待されていた脳神経領域の大型製品治験を中止することが決まった。同時期に早期退職で300名の退職となっている。これを受け社内外で社の将来を心配する声は多くあがっている。 一方で既に上市されている抗癌剤の評価は高く、他社との共同開発も決まっていることから、抗癌剤領域は数年間は安泰だと言われている。
自社製品として新薬を開発できるかが鍵となる。特に治験中のアルツハイマー病の治療薬の承認状況は大きく会社を左右する。
自社開発の新製品という観点からは厳しいのではないか。認知症の新薬が承認されるかどうかで非常に変わってくる。 新たな事業展開も進んでいるが、利益になるかはこれから次第。
特定の領域に様々なリソースをかなり割いている。大きな強みになると同時に大きなリスクにもなりうると感じる。
事業の選択と集中により、最近では認知症治療薬がうまくいっている印象(強み)。とはいえ、どこまでグローバルも含め売上を拡大できるかによって社の明暗が分かれることとなる(弱み)。