初代社長は超有能で就任以降、右肩上がりの成長を牽引してくださった。二代目社長は超無能で就任以降、それまでの右肩上がりの成長を嘘のように右肩下がりに変え、倒産する直前に他の方に責任を押し付け会社を去った。 如何に初代社長が有能で正しい指針を打ち出せるのだとしても、株主を始めとした無能に判断を預けてはならないのだということを本件により勉強させてもらった。 株主は肩書上は有能であるが、驕り、自身に都合の良い解釈とマーケットに対する軽視により、判断を下すときには完全に無能になり下がり、正しい事を言う者＝初代社長を排除した。 初代社長は無能な者どもとも協調し融和して行く方針を取っていたが、終ぞそれら無能な者どもには彼の誠意は伝わらなかった。しかし、そんな報われなかった初代社長と共に働けたことを誇りに思う。 切れ者で厳格な雰囲気を持つが、そのような優しさと誠実さがあった、私にとっては素晴らしい社長だった。
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