新卒の年収は大企業比高め、若くして海外に行く人も多いので海外赴任すれば1年目で1000万超えもいる。 ボーナスは基本安定的だが近年創業以来初めての赤字に見舞われ過去最低水準となっている。ただ海外で活躍する企業にはめずらしく純日本的なボーナス体系なので、いうほど変動はない。 技術系で就職し仕事で評価されれば、どんどん昇格していくので大企業と変わらない水準の給与は維持される。 一方で、事務系はよほど目立たない限りは横並びのような差しかつかないため、大企業と比較すると30代半ばから40才ぐらいで年収が追い付かれ、抜かれていくイメージ。それもあってかその年代の退職者は多い。
非常にニッチな業界な上に、同社の世界シェアは1、2を争う位置にいることから、本業の強みはなかなか棄損されることはない。 一方で、経営という意味での将来性は、株を持っている会社からの天下りが事なかれ主義である一方会社歴が長く声の大きい人がやりたい放題状況で、赤字下においても将来が不安になることばかりしている印象であり、お世辞にも将来性があるとは言い難い。 その状況を反映し、近年退職者が後を絶たない。