
JERAの就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
株式会社JERAは電気をはじめとしたエネルギーを扱う企業であり、中部電力グループの一員として国内外のエネルギー問題の解決に貢献しています。国内では日本の電気の約1/3を担う日本最大の発電会社であり、世界最大級の火力発電会社でもあります。エネルギー業界で有名なJERAの就職難易度はどのくらいなのでしょうか?この記事では、JERAへの就職を検討している就活生が気になる就職難易度を徹底的に解説します。採用大学や学歴フィルターの有無に加えて、JERAに就職した場合の初任給や福利厚生についても情報を掲載しています。実際にJERAの選考を通過した人・JERAに就職した人のリアルな口コミも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
JERAの就職難易度は? 人気度も併せて調査
JERAの就職難易度はどのくらいなのでしょうか?
以下では、東洋経済オンラインが公開している2つのランキングと、新卒者の採用倍率を参考に、JERAの就職難易度について調査していきます。
「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社のランク外
JERAは東洋経済オンラインが公開している「入社が難しい有名企業ランキング」にランクインしていませんでした。
このランキングの最下位である丸井グループの就職難易度が58.3のため、JERAの就職難易度は58.3以下であるといえます。
エネルギー業界の企業としては、「INPEX」「東京ガス」「ENEOS」などがこのランキングにランクインしていました。
順位 | 企業名 | 就職難易度 |
16位 | INPEX | 63.2 |
20位 | 東京ガス | 63.1 |
71位 | ENE0S | 61.1 |
147位 | 出光興産 | 59.4 |
ランキング外 | JERA | - |
JERAは、上記に示したようなエネルギー業界の大企業と比較すると、就職難易度が低いといえるでしょう。
「就職人気ランキング」では上位300社に入っていない
東洋経済オンラインが公開している「2.5万人の学生が選んだ就職人気ランキング」にも、JERAはランクインしていませんでした。理由としては、ランクインしている大企業・有名企業と比較すると、設立からの年数が浅いことなどが考えられます。
エネルギー業界の企業としては、「東京ガス」「東京電力ホールディングス」などがランクインしています。
順位 | 企業名 |
84位 | 伊藤忠エネクス |
178位 | INPEX |
183位 | 東京ガス |
248位 | 東京電力 |
ランキング外 | JERA |
東京ガスや東京電力のような歴史ある大企業でも、エネルギー業界は200位前後にランクインしています。
1位から10位に入る大手商社や金融・保険・広告大手と比べると、エネルギー業界自体の人気度が高くないことも、JERAがランクインしなかったことに影響しているでしょう。
採用倍率は60~119倍
ここでは、JERAの採用倍率について、大手求人サイトのリクナビに掲載されている情報をもとに紹介していきます。
リクナビ2024に掲載されている情報によると、JERAの新卒採用倍率は60〜119倍となりました。このデータは、総合職の採用予定人数101~200名と、プレエントリー候補リスト登録人数12,114名から算出した倍率です。
他のエネルギー業界の企業と採用倍率を比較してみましょう。
企業名 | 採用倍率 |
INPEX | 180〜246倍 |
JERA | 60~119倍 |
中部電力 | 17~35倍 |
ENE0S | 7〜14倍 |
参照:リクナビ2024
以前に比べエネルギー系の企業の人気は落ちてきたとはいえ、INPEXやJERAの採用倍率はかなり高くなっています。
JERAの採用倍率は最低でも60倍ですので、入念な準備が必要といえるでしょう。