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歯科・歯科衛生・歯科技工
歯科医師 難易度

歯科医師の国家試験にはどんな問題が出るの?難易度はどれくらい?

歯科医師は医療関係の仕事であるため、年収や待遇がいいのはもちろんのこと、患者を治療するという点において、非常にやりがいのある仕事です。今回は、歯科医師になるためには必ず合格しなければならない「歯科医師国家試験」とはどういう試験なのか、試験の概要や難易度、歯学部のある大学と大学ごとの国家試験合格率をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

歯科医師国家試験に合格する必要がある

歯科医師になるための壁はいくつかありますが、そのうち「歯科医師国家試験」は非常に大きな壁です。

この国家試験に合格しない限り、歯科医師になることはできません。

それでは、歯科医師国家試験とはどのような試験なのか見ていきましょう。
 

歯科医師国家試験の概要

それではまず歯科医師国家試験の概要について紹介していきます。

《試験日》令和2年2月1日(土曜日)及び2日(日曜日)

《試験地》北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県

《試験科目》

  • 必須問題
    基礎医学系問題が中心
     
  • 総論問題
    歯科保健医療総論
     
  • 一般問題
    歯科疾患の予防・管理
    歯内療法学
    歯周療法学
    保存修復学
    全部床義歯学
    部分床義歯学
    クラウン・ブリッジ学
    小児歯科学
    歯科矯正学
    口腔外科学
    歯科放射線学
    歯科麻酔学

《受験資格》
(1)学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学において、歯学の正規の課程を修めて卒業した者

→つまり、歯科大学または大学の歯学部を卒業した者ということです。

(2)歯科医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1年以上の診療及び口腔(くう)衛生に関する実地修練を経たもの

→歯科医師国家試験とは別に歯科医師国家試験予備試験という試験があります。

こちらの試験に合格した後に、歯科大学や歯科医院にて実地訓練を終えて、初めて歯科医師国家試験を受験する資格が与えられます。

(3)外国の歯科医学校を卒業し、又は外国で歯科医師免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有し、かつ、適当と認定したもの 

→例えば、外国で歯科大学を卒業したり、外国で歯科医師免許を取得したとしましょう。

その人が日本で歯科医師国家試験を受験するには、日本の受験者と同じ能力を持っていることが必要になります。

そのため、厚生労働大臣がその人を審査し、受験する能力があると判断した場合には、歯科医師国家試験の受験資格が与えられます。

(4)沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令(昭和47年政令第108号)第18条第1項の規定により歯科医師法の規定による歯科医師免許を受けたものとみなされる者であって、厚生労働大臣が認定したもの

→沖縄が佐藤栄作内閣のときに返還され、沖縄は再び日本の一部となりました。

その時に問題となったのが、本土と沖縄の法令や制度の差異です。

そこで、「沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令」によって、認定を受けた者は、受験資格を与えられることとなりました。

※参考:歯科医師国家試験の施行について 厚生労働省

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