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外交官 仕事内容

外交官の仕事内容は?総合職や専門職の仕事もわかりやすく解説

皆さんは「外交官」という仕事を知っていますか?普段の生活では関わりのない職業ですが、国の利益と名誉のために、世界中で活躍しているのがこの外交官という仕事です。この記事では「外交官の仕事内容」について、たくさんの種類の業務内容や合格するまでのステップ、その年収について見ていきます。

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外交官の仕事内容

外交官は海外の大使館や在外公館に滞在し、国際社会における日本国の安全と繁栄、日本国民の生命と財産を守るというミッションの下で働きます。

そのため、世界中の国(地域)や国際機関との関係構築を行い、安全保障や通商交渉など外交の最前線で業務を行います。

外交官の具体的な仕事内容

  • 海外の現地で政治・経済や治安情勢に関する情報収集
  • 外交政策の企画立案と実行
  • 外国との文化交流の実施
  • 国際間の通商に関する交渉
  • 国家間条約や国際協定の締結
  • 国際機関との連絡・調整・交渉
  • 旅券・ビザの発給
  • 発展途上国への経済的技術的支援
  • 海外在住日本人の出生・死亡・婚姻届の登録証明
  • 海外在住日本人の安否確認・保護
  • 外務本省との通信手段の確保・整備

参照:厚生労働省 職業情報提供サイト

外交官は海外の最前線で外交を行う仕事なので、現地調査や現地の人とのやりとりなどの業務がメインです。

また、海外在住の日本人に対する行政の役割も果たすため、安否確認や保護などの業務もあります。

外交官の仕事の3機能

外交官の仕事は大きく以下3つの機能に分かれます。

  1. 代表機能

    日本政府の代表として各国に訪問し、日本として各問題の意思表明を行ったり、あらゆる交渉を行ったりする機能を指します。

    この機能を担うのは基本的には総合職の役割で、条約締結に関しても外交官レベルで行うことも少なくありません。外交官の花形業務と言っても良いでしょう。
     
  2. 報告機能

    各国のあらゆる情報を収集し、本国に報告する業務となります。外交は時に国と国との化かし合いと言われますが、それには情報収集がベースにあります。

    情報を収集するためには赴任先の重要人物をはじめ、あらゆる情報網を張り巡らせておく必要があります。
     
  3. 推進機能

    赴任国と本国の良好な関係を構築・継続を行う機能を指します。

具体的には赴任国とイベントの実施や開発援助に関する段取りなどが該当します。

外交官の専門職と総合職の違い

外交官の専門職と総合職の違いは、スペシャリストかゼネラリストかの違いです。地位が高い、出世コースに乗れるのは総合職のほうです。

総合職の職員は、キャリア外交官と呼ばれ、将来の大使や幹部候補生という名目で採用されます。そのため、語学力は当然として、世界情勢を把握、高い交渉力等総合力が求められます。

一方で、外務省専門職の職員は、語学力に加え、特定の地域、分野に精通していることが求められ、その専門性を生かして外務省内や各国大使館、領事館で各種事務業務を行うことになります。

なお、総合職と専門職の詳細な業務の違いについては別章で改めてご紹介します。

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