search
ログイン質問する
dehaze
取締役 代表取締役

取締役と代表取締役の違いは?権限や責任の範囲についても解説

取締役と代表取締役にはどのような違いがあるのでしょうか?会社員として働いていると、組織内の役職や肩書きを目にしますが、具体的にどのような特徴のある役職なのかまでは把握できていないかもしれません。今回は取締役・代表取締役それぞれの選出方法や権限などを見ていきましょう。

visibility19418 |

取締役と代表取締役の違い

取締役と代表取締役は名称が似ています。2つの役職にはどのような違いがあるのでしょうか?

取締役とは

取締役とは会社法第325条で、1人か2人以上の設置が必要と定められている役職のことです。

会社法 第三百二十六条
株式会社には、一人又は二人以上の取締役を置かなければならない。

引用:e-Gov法令検索|会社法

会社の業務執行についての意思決定を行う取締役会を設置する場合には、3人以上の取締役を置く必要があります。

会社法 第三百三十一条 5項
取締役会設置会社においては、取締役は、三人以上でなければならない。

引用:e-Gov法令検索|会社法

取締役の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち、最後の事業年度に関する定時株主総会が終わるまでと定められています。ただし定款に定めるか、株主総会で決議することで、任期の短縮が可能です。

取締役は会社の経営を担う役職ですが、単独で会社の経営に関する契約といった意思決定はできません。経営についての重要な意思決定は、取締役会で行います。

代表取締役とは

代表取締役とは取締役の中で、代表となる役職のことです。取締役会のトップとして、他社とのやり取りや対外向けの発表を行うときなどに表に立ちます。

取締役会のトップのため、その他の取締役より権限が大きいのも特徴です。代表取締役であれば、他社との契約といった経営に関わる決定を1人で行えます。

また代表取締役の氏名は会社の登記簿に必ず記載しなければなりません。取締役が1人であれば、自動的にその人物が代表取締役となります。

レクタングルバナー
JobQ Townでは仕事にまつわる
あらゆる疑問を匿名で質問できます
Q&A16,000件 / 回答数35,000件
約90%の質問に回答が寄せられています。
googleGoogleで登録して質問する
lineLINEで登録して質問する
メールアドレス・別アカウントで登録