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臨床心理士 仕事内容

臨床心理士とはどんな職種?公認心理師との違いを簡単に解説

臨床心理士とはどんな職業なのでしょうか?臨床心理士は、人の感情や心に関する問題を治療する仕事です。今回は、臨床心理士仕事内容や、社会における臨床心理士の役割、年収や資格試験についてなど、臨床心理士に関するさまざまな情報をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

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臨床心理士とはどんな職種?わかりやすく解説

臨床心理士とは、相談者の心理的な問題を治療、解決する仕事です。

しかし、心理学を用いるといっても非常に種類が多く、社会心理学・行動心理学・犯罪心理学・スポーツ心理学・産業心理学と、内容は異なります。

さまざまな心理学があるなかでも、臨床心理士は臨床心理学を専門とする資格であり、1988年に日本臨床心理士資格認定協会が制定しました。 

臨床心理士の役割とは

臨床心理士は、相談者それぞれの価値観や立場、状況を把握して、相談者の自己実現を手助けするためにアドバイスをすることが仕事です。

また、心が楽になるようなサポートをしたり、治療を続けるためのモチベーションを維持させることも、臨床心理士の役割だといえます。

いわば、「心の専門家」のような職業です。

※参考:臨床心理士とは 日本臨床心理士資格認定協会
 

臨床心理士と公認心理師の違いとは

2017年に心理学の新しい国家資格である「公認心理師」が定められました。

公認心理師と臨床心理士の最大の違いは、国家資格であるかどうかです。

しかし、現段階で役割や仕事内容に大きな差はありません。 

臨床心理士の平均年収とは

日本臨床心理士会が一定期間に1度公表している「臨床心理士の動向調査」で発表された内容は、臨床心理士の年収は、平均300万円台、次いで200万円台、400万円台でした。

500万円以上の年収を稼ぐ臨床心理士はおよそ9%と全体のなかでも非常に少なく、基本的には200~400万円台が平均年収だといえます。

比較的高い年収である400万円台を稼ぐ臨床心理士のなかには、就労支援や相談員、スクールカウンセラー、記事の執筆など、いくつもの非常勤の業務を掛け持ちしているケースも少なくありません。

医療機関で勤務する臨床心理士は、心理療法やカウンセリングを行っても保険点数が適用されないことが特徴です。

心理検査については保険点数が適用されるものの、高くはありません。

そのため、臨床心理士を雇用する医療機関の立場でみると、収益になりにくいことから、臨床心理士に支払う給与の金額が低くなるといった状況が見られます。

※参考:第7回「臨床心理士の動向調査」報告書

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