
臨床心理士の年収は低い?年齢や勤務先別に給料相場を解説
臨床心理士の平均年収はいくらなのでしょうか?本記事では臨床心理士の給料を男女別・年齢別・企業規模別・勤務先別に解説しています(2024年8月時点)。あわせて臨床心理士として年収1,000万円を目指す方法や、臨床心理士になる方法も紹介します。
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目次
臨床心理士とは
臨床心理士とは、臨床心理学に基づいた知識と技術で援助する専門職のことです。
臨床心理士は公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格で、1988年から認定資格制度が始まりました。約30年の歴史がある資格です。
心理カウンセラー・サイコセラピスト・心理士・心理相談員などの中には、臨床心理士の資格を持っている人もいます。
活動場所は医療機関・教育機関・福祉施設など多岐にわたります。心の問題を解決する専門職として、さまざまなテストや面接により臨床心理査定を実施し、カウンセリングや心理療法を用いてクライアントを支援するのが仕事です。
状況に応じて、家庭・職場・学校などクライアントを取り巻く環境へ働きかけ、臨床心理学的地域援助を実施することもあります。あわせて調査や研究も行い、知識やスキルの向上に努めます。
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臨床心理士と公認心理士の違い
臨床心理士と同じ領域の資格に公認心理士があります。臨床心理士が民間資格であるのに対して、公認心理士は2018年から始まった国家資格です。
どちらを取得しても心理臨床に関する幅広い分野での活動に役立ちます。