
【日本語教師の仕事内容とやりがい】勤務先と業務で必要な能力
日本語教師を目指している方は、日本語教師の具体的な仕事内容ややりがい、向いている人の特徴や求められる能力についても気になると思います。今回はそんな方のために、日本語教師の仕事内容について、詳しくご紹介します。
目次
日本語教師の仕事内容
日本語教師の仕事内容は以下の通りです。
- コースデザイン(生徒に合ったカリキュラムの作成)
- 授業を行う
- 採点などの事務作業を行う
1. コースデザイン(生徒に合ったカリキュラムの作成)
コースデザインとは、生徒一人一人に合わせて適切なカリキュラムを組むことです。
日本語を習得する目的や、現在のレベルは生徒によって違います。
日本語教師は、日常会話ができればよいのか、ビジネスで日本語を使いたいのか、現時点で日本語はどの程度までわかるのか、生徒それぞれのレベル感を把握し、カリキュラムや教材を生徒に合わせて決めます。
語学学校や教育機関にもよりますが、指定された教材を使うことが多いとされています。
2. 授業を行う
日本語教師は教師ですから、授業は仕事内容の大部分を占めます。
授業の形式は集団塾や個別指導塾をイメージするとわかりやすいかもしれません。
学校やクラスによって規模や生徒の年齢などはさまざまですので、生徒それぞれの日本語レベルや学習目的をしっかりと把握することが大事です。
授業についていけない生徒には質疑応答を積極的に受けるなどのフォローも必要です。
3. 採点などの事務作業をする
日本語教師は、テストの採点など、細かな事務作業が発生します。
テストは生徒の学習の進捗を図る指標となりますので、生徒がしっかり授業についていけているかを把握し、遅れを取っている生徒がいれば、フォローをしなければいけません。
他にも、生徒が間違いやすい問題の傾向を掴み、外国語を母語とする人達がつまずきやすい箇所はどこかを理解して次の授業に活かすことも大事です。