
ゲームクリエイターの仕事内容をわかりやすく解説!種類・なり方・1日の流れを紹介
ゲームソフトやアプリの開発に携わり、プロデューサーやディレクター、プログラマーなど様々な役割を担当するゲームクリエイターですが、具体的にどのような仕事をおこなっているのでしょうか。今回は、ゲームクリエイターの仕事内容、1日の流れ、なり方、向いてる人などを解説していきます。
ゲームクリエイターの仕事内容
ゲームクリエイターの仕事内容はどのようなものなのでしょうか。
今回はゲームクリエイターの仕事の種類を3つ紹介します。
企画系の仕事
1つ目は企画系の仕事です。
その時代のトレンドを調べ、シナリオ作成やゲーム構成を考えるなどの仕事内容が挙げられます。
ゲーム全体の展開をつかみながら、ゲームに登場するキャラクターのセリフやさまざまな設定を企画・提案し、モニターによる評価や意見があれば、その内容に沿って修正なども行う重要な仕事です。
また人員の確保や予算・スケジュールの管理のほか、必要に応じて各担当者に指示を出すなど幅広い業務を担当するケースもあります。
ゲームをヒットさせるには魅力的なゲーム企画が欠かせません。
そのため企画系の仕事にはトレンドを調査してその要素を整理できる分析力と、豊かな発想力や斬新なアイディアを生み出す企画力が求められます。
JobQにゲームクリエイターの企画職に関する質問がありましたので、紹介させていただきます。
ゲームクリエイターって出世とかあるんですか?キャリアパスを教えてください
ゲームが好きなので、高校時代からゲームを作ったりしていました。
現在大学二年生で、今も趣味で作っているのですが、
就職するならやはり、ゲーム業界がいいなと考えています。
ただ、ゲームクリエイターって社内のポジションやキャリアパスについてどのような感じなのかを想像がつかないので質問させていただきました。
なんとなく、思いつくのはディレクションをやりつつPMっぽい仕事をするとかなのかな?
とは思いますが、そうなると、ゲームを作る仕事から離れてしまうので、自分にとってはナンセンスだなと思っています。
もし、よろしかったらゲームクリエイターのキャリアパスについて教えてください。よろしくお願いします。
開発現場にもヒエラルキーはありますし、キャリアパスも存在しますよ。
例えば企画職であれば、開発系が運用系に大別されて最初は雑用含むアシスタント、そのうち何かしらの機能のメイン担当、次にプロジェクトの企画チームを取りまとめるリード、さらには会社の企画チーム全体を取りまとめるマネージャー、といった役職があります。
大手なら…続きを見る
プログラム系の仕事
2つ目はプログラム系の仕事です。
コンピュータ言語を使用して、キャラクターに動きをつける・音を鳴らす・ゲームの進展を作成するなどの仕事内容が挙げられます。
企画担当者から渡される企画書を元に、開発言語を使ってゲームプログラムを組んで基盤となるシステム部分を作ります。
企業によってはリリース前に、ゲームが正常に動くかなどのデバッグも担当します。
プログラムが組まれていないとゲームそのものが成立しないため、ゲーム制作において欠かせない業務と言えるでしょう。
そのためプログラム系の仕事を担当するには、企画書をプログラム言語に翻訳できるプログラミングスキルが必須のため、最低限のプログラミングスキルを習得しておく必要があります。
クリエイティブ系の仕事
3つ目はクリエイティブ系の仕事です。
2Dまたは3D制作ソフトを使い、ゲームに登場するキャラクターやアイテム・ボタン・背景などを画像として制作・デザインを行います。
企業によっては有名イラストレーターなどにデザインを外注するケースもあるため、その場合はクリエイティブ担当が連携して、CG画像として多数のバリエーション画像を作ります。
また3DCG制作ではキャラクターを立体化する、アニメーションのように動きを加えるなどして、より現実感のあるデザインに仕上げていきます。
プレイヤーをゲームの世界に引き込むためには、魅力的なキャラクターやリアルな映像など洗練されたデザインが必要です。
そのため、2D制作では「Illustratorや「Photoshop」や、3D制作では「Maya」や「3ds Max」などのハイエンドソフトを使いこなせなければなりません。
参照:厚生労働省 職業情報提供サイト
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