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コンサルタント・専門職
中小企業診断士 仕事内容

中小企業診断士の仕事内容を具体的に解説!|やりがい・仕事がきついと言われる理由は?

今回は中小企業診断士の仕事内容について解説します。中小企業診断士は依頼してきた企業のどこに問題があり、どのような改善を行えばいいのかアドバイスを行う仕事です。今回は仕事内容だけでなく、なり方、1日の流れ、年収なども解説していきます。

中小企業診断士の仕事内容

中小企業診断士はどのような業務を行なっているのでしょうか?

今回は、会社に勤める中小企業診断士の4つの仕事内容を具体的に紹介します。
 

経営状態の把握・分析

1つ目は経営状態の把握・分析の仕事です。

中小企業診断士は、まずクライアントの経営状態を把握する必要があります。

そのためにクライアントには貸借対照表・損益計算書などの財務諸表やその他の経営に関する資料の提出を依頼し、経営者からは経営内容や問題視している点などをヒアリングを行います。

それらの情報をもとに経営状態を細かく把握し、経営上の問題点を分析していきます。

経営者自身も根本的な問題点を自覚できていない可能性があるため、本質的な原因を追求できる洞察力などが求められます。

より具体的な解決策を導くためには、多角面から再度分析したり、問題点の要素を洗い出したりなど、徹底的な調査が必要です。
 

診断方針の作成

2つ目は診断方針の作成をする仕事です。

分析した問題点などをまとめて、経営診断書と経営改善計画書を作成する業務が挙げられます。

この2つは中小企業診断士しか作成できない書類となります。

経営診断書とは、産業廃棄物を取り扱う中小企業などで「産業廃棄物許可」を申請する際に提出する書類の一つです。

産業廃棄物を扱う企業による不法投棄を防ぐために、経営診断書などの提出が定められています。

経営改善計画書とは、長期的な経営改善を実現可能で具体的な施策を記載した書類で、銀行などの金融機関から融資の申請をする上で必要な書類の一つです。

融資の審査に関わる書類なので、責任感のある業務の一つと言えます。
 

改善案の提案

3つ目は改善案の提案の仕事です。

1つ目の仕事で分析した内容をまとめて、問題点改善に向けた具体的な施策を提案する業務が挙げられます。

提案する施策を踏まえて経営者が抱える経営課題を再度すり合わせたり、どのスケジュールでアクションをとるかなどの計画を立てていきます。

また、経営計画策定のサポートや施策実行後のフォローアップを行う場合もあります。

この改善案の提案をする仕事は、中小企業診断士ならではの視点やスキルが活かせる、中小企業診断士の代表的な業務とも言えるでしょう。
 

セミナー

4つ目はセミナーを実施する仕事です。

中小企業診断士は、経営課題の解決に関するノウハウや専門知識が豊富なため、それらの情報を発信することも業務の一つとなります。

よくあるのは顧問契約を結んだ中小企業から経営に関する質問に対し、診断士が持つノウハウを踏まえて回答するような仕事です。

また自ら経営者を対象としたセミナーを開催し、ノウハウや知識などの発信を行う中小企業診断士も存在します。

セミナーを開催することで、新たに顧問契約を依頼される可能性があったり、多くの経営者にアプローチできたりするため、中小企業診断士として欠かせない仕事の一つです。

参照:厚生労働省 職業情報提供サイト

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