
SPIと玉手箱の違いとは?対策方法や問題内容についても紹介
SPIと玉手箱は就活において、よく出題されるテストです。この「SPIと玉手箱の違いとはなに?」と疑問に思ったことがある人も少なくないでしょう。本記事では、SPIと玉手箱の違いを受験形式や問題内容の面などから解説していきます。
SPIと玉手箱の違い
就活における適性検査で、SPIや玉手箱という言葉はよく耳にすると思います。
まだ適性検査を受けたことがない場合は、SPIと玉手箱の出題内容や難易度など、分からないことが多い人もいるでしょう。
そこで、本記事では、SPIと玉手箱の出題内容の違いや受験形式、難易度、見極め方などを解説していきます。
試験形式
SPIと玉手箱の違いの1つ目は、試験形式です。
SPIの試験形式
SPIの試験形式は以下のようになっています。
試験形式 | 時間 |
性格検査 | 約30分 |
基礎能力検査【言語・非言語】 | 約35分 |
英語検査 | 約20分 |
構造的把握力検査 | 約20分 |
SPIを実施する多くの企業は、性格検査と基礎能力検査を採用しています。
SPIは問題数に対しての制限時間が短い、スピードを意識して解くのがコツです。
また、SPIはバージョンアップを繰り返しており、最新版はSPI3というものです。
SPI3について詳しく知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。
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玉手箱の試験形式
玉手箱の試験形式は以下のようになっています。
試験形式 |
計数(3種類から1種類) |
言語(3種類から1種類) |
英語(2種類から1種類) |
性格検査 |
玉手箱の場合は、企業側が問題内容を選択するため、最大18通り(3×3×2)の問題があります。
そして、問題内容によって制限時間も異なります。
ただし、1問に対しての制限時間はないため、自分のペースで時間配分を決めて受験することができます。
難易度
SPIと玉手箱の違いの2つ目は、難易度です。
SPIは中学・高校で習う基礎レベルな問題が出題されるため、難易度は比較的低い傾向にあります。
中学・高校の勉強をしっかりとしていれば、対策なしでも解答できる問題も多々あるでしょう。
ただし、上記でも述べたように、SPIは問題数に対しての制限時間が短いため、スピードが非常に重要となります。
最後まで問題を解けずに、正答率が下がってしまう人も少なくありません。
それに対して玉手箱は、SPIよりも難易度が高く、難易度の高さが原因で時間内に終わらないというケースが多く見受けられます。
また、癖のある問題も多いため、初見の場合は苦戦してしまう可能性もあるでしょう。
運営会社
SPIと玉手箱の違いの3つ目は、運営会社です。
SPIは、リクルートマネジメントソリューションズという会社が運営しています。
玉手箱は、日本エス・エイチ・エル株式会社が運営しています。
SPIと玉手箱は、運営会社が異なるため、試験形式や問題内容にも違いが生まれるのです。
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