【理学療法士の仕事内容】やりがいや一日の流れについて詳しく解説

理学療法士を簡単に説明すると

理学療法士はリハビリテーションを行う場で、身体に障害がある方や怪我や病気で運動能力が低下している人に対して運動能力を向上させます。

そのために体操や運動を行わせて、電気刺激や温熱などの物理的な刺激を加えたりするという仕事です。
 

理学療法士の給料はどのくらい？

理学療法士の平均年収は約406万円です。また、日本のサラリーマンの平均年収は約410万円です。

理学療法士の平均年収がサラリーマンの平均年収よりも低い理由は、理学療法士の平均年齢が低いことが原因の一つだと考えられます。年齢を重ねれば経験も増えて給料も上がっていきます。若い人が多いと昇給している人が少ないので平均年収も低くなってしまいます。

理学療法士の20代の男性は男性全体の中で約48%、理学療法士の20代の女性は女性全体の中で約53%を占めています。このように理学療法士は20代の人が多いことで平均年齢を大きく下げていることが分かります。
 

理学療法士と作業療法士の違い

リハビリテーションの場で活躍する理学療法士と作業療法士には違いがあります。

理学療法士は先ほど紹介したように、基本的な動作や運動能力の回復を目的としています。それに対して作業療法士は基本的な運動能力の回復や日常生活における動作や社会に適応する能力の回復を目的としています。また、作業療法士は理学療法士と異なり、心の病を患っている人に対してもサポートを行います。

例えば、理学療法士は起き上がる、立ち上がる、歩くなどの動作のサポートを行います。作業療法士は入浴や食事などのサポートをし、心と体のリハビリテーションを行います。