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「部活経験」をアピールする自己PR例文|3つの書き方と注意点

就職活動やアルバイトの面接などの履歴書は、記入欄も多くすべて書き上げるのはなかなかに大変な作業です。加えて、自己PRがいつも失敗するという人も少なくないでしょう。自己PRの方法には少しポイントがあります。こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

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部活経験をアピールする自己PRの注意点

自己PRで部活経験をアピールする人は多いものです。

しかし、自分ではしっかりとアピールできていたと思っていても、採用者からするとあまり印象に残らなかったというケースは少なくありません。

そこで、具体的な書き方をご紹介する前に部活経験をアピールする自己PRの2つの注意点についてご説明いたしましょう。


1.面接官が知りたいのは実績ではなくプロセス 

部活経験をアピールする応募者でよくありがちなミスが、部活時代の自身の役職や大会などの実績を事細かに説明することです。

たしかに、サッカー部で何の役職にもついていない人と、キャプテンとしてチームを率いてきた人とでは後者の方が好印象に思えるでしょう。

また、部活動の大会で1回戦敗退した人と大会で優勝した人とでは後者の方が実力のある人という印象を与えることとなり自己PRができているように思えるでしょう。

しかし、学生時代に何の役職についていようが、大会で何位を取っていようが、採用者にとっては究極のところ何でもよいのです。

なぜなら、その実績がダイレクトに会社での働きに影響するわけではないからです。

それでは、採用者は何を知りたいのか。それは、その役職についたことで応募者が何をしてきたのか、その実績を得るために何に努力してきたのかというプロセスの部分を知りたがっています。

それらのプロセスから面接官が感じとるものは、たとえば協調性や責任感だったり、継続性や発想力だったりとさまざまです。

そうした応募者の人柄の部分を見て、自社と合うかどうか、欲しい人材かどうかを判断しているのです。


2.部活の専門用語や略語は不要

部活経験のアピールに夢中になると、つい相手の立場を忘れて使用してしまうのが専門用語や略語です。

仲間同士であれば、お互いの常識が通じているので何の違和感もなく説明できますが、その常識を持ち合わせていない相手の場合は、ヘタすると応募者が何の話をしているのかよくわからないということになりかねません。これは、略語においても同じです。

しかしながら、専門用語を逐一説明していては限られた文字数はあっという間になくなってしまいます。

基本的に、大抵の自己PRでは部活の専門用語を使用しなければ困るという問題はありません。

どうしても使用しなければ自己PRができないという場合は、誰もが意味のわかる言葉に落とし込んで書きましょう。

部活経験をアピールする自己PRの書き方

部活経験をアピールする自己PRの注意点がわかったところで、自己PRの書き方についてご紹介して参りましょう。

自己PRは、ただひたすらに部活の経験をだらだらと書けば良いというものではありません。

その部活経験を通して、応募者が採用者に何を伝えたいのかを明確にして書く必要があります。

そのために重要な3つの書き方は、部活経験だけでなくほかの自己PRにおいても参考になるため、しっかりと把握した上で進めていきましょう。


1.自己PRの目的はあなたの強みを伝えること 

自己PRにおいて、最も優先すべきはあなたの強みを伝えることです。

そして、その強みは自己PR内で最も早い段階で伝えなければなりません。

ビジネスにおいて、結論から述べることは至極当然のことです。

通常の会話では、オチを始めに持ってきてしまうと展開がわかってしまいつまらないからと、オチは最後に用意しています。

しかし、ビジネスの世界では相手が何を伝えようとしているのかが明確ではないと、聞き手や読み手が話を受け入れようとしてくれません。

今から伝える内容が自分の強みに関してであることを冒頭で主張することで、読み手からするとその後の話が強みに関連する話だという心構えができ、どのような流れになっても強みが何か、を念頭に置いて判断してもらえるのです。


2.強みを根拠づけるエピソードを肉付けすること

自己PRの冒頭に自分の強みを伝えました。

その後は、その強みを根拠づけるエピソードを構築していく必要があります。

これは、実績にいたるまでのプロセスを伝えるのと同様です。

なぜそれが強みと言えるのかの根拠がなければ、採用者にとっては上辺で強みを述べているだけと思われてしまうからです。

強みの根拠と言えるエピソードを構築するのは、そう簡単ではありません。

しかし、部活で経験したことを改めて思い出し、単語でも構わずいくつも紙に書き出してみましょう。

その中には必ず、あなたの強みにつながるヒントが隠されています。

それら一つひとつの経験をつなげあわせてみると、説得力のある強みとして採用者に印象づけることができるでしょう。


3.強みを活かしてどう活躍するのか伝えること 

そして、自己PRの最後には根拠づけるエピソードを伴った強みが、志望する企業でどう活かせるか、どのような面で企業に貢献できるのかを自信を持って伝えましょう。

採用者が欲しい人材は、自社で活躍してくれる人です。そのため、強みを活かして何に貢献できるかを伝えることで、採用者側も応募者が入社した際のイメージがつきやすくなります。

しかし、何でもかんでも貢献できると伝えるのではありません。

志望する企業がどのような仕事内容で、どのような人材を求めているのかをしっかりと把握した上で、自分の強みがどこに活かせるかを想像し、自分の言葉に落とし込んで伝えましょう。

【履歴書】部活経験の自己PR例文

私の強みは継続力です。一度決めたことに関して、毎日コツコツとやり続ける自信があります。
(→強み)

私は大学時代、バレーボール部に所属していました。

他の部員と比べて小柄だったため、身長の差からレギュラーは厳しいだろうと言われていました。

しかし、私はレギュラーになるため、他の部員に負けないよう部活後に自主練習を毎日1時間やり続けました。

そのおかげで、跳躍力が身につき、引退前の最後の大会ではレギュラーになることができました。
(→具体的なエピソード)

この大学4年間で培った継続力を活かし、貴社の事業においてお客様に寄り添い続けられる社員としてぜひ活躍していきたいと思います。
(→企業への貢献の仕方)


例文では、「強い→強みを裏付ける具体的なエピソード→その強みをどう活かすか」の流れがよくできています。

部活経験をアピールする際には、部活動での具体的なエピソードを強みの裏付けとすることが必須です。

【履歴書】部活経験の自己PRのNG例文

私の強みはリーダーシップです。
(→強み)

私は大学時代にサッカー部に所属しており、大学3年生から4年生までの1年間キャプテンを務めていました。

チームのメンバーからも監督からも信頼されており、日々の練習もみんなでしっかりと行っていたため、昨年の全国大会では全国6位という今までで一番良い結果を取ることができました。
(→実績ばかりでプロセスが弱い。)

私は、部活等で得たリーダーシップを活かしていきたいと思います。
(→具体的にどのように活かすかが不明)


NG例文も「強み→エピソード→貢献の仕方」という流れ自体はできています。

しかし、強みを裏付ける部活経験のプロセスが不明確で、結果の再現性があるのかどうかを採用担当者が把握できません。

また、せっかくの強みをどう活かすかの具体性も薄いため、活躍のイメージが湧きづらいのも惜しいところです。

【職務経歴書】部活経験の自己PR例文

私の強みは協調性です。
(→強み)

私は大学時代、卓球部に所属していました。卓球という競技の特性上、また強豪卓球部と言われていたこともあり、部員たちは各々のスキルアップのためライバル意識が強く、日々切磋琢磨していました。

しかし、卓球部全体としてなかなか勝率をあげられない時期が続いた際に、私は自分だけでなく他の部員の戦い方や弱みにも注目し、それらを部全体で共有し互いに協力して解決していこうと呼びかけました。

意見が対立することもありましたが、それぞれの意見を尊重しながらも互いに折り合いをつけ、みな徐々に協力してくれ、結果的に卓球部全体の勝率をあげることに成功しました。
(→具体的なエピソード)

この強みを活かして、貴社においてもプロジェクトチームをまとめる潤滑油のような役割を担える存在として貢献していきたいです。
(→企業への貢献の仕方)


例文では、部活経験で起きた課題をどう解決したのかが明確に記載されています。

また、学びを会社でどう活かすかまでの流れが一貫しているので、人柄と活躍のイメージが人事に伝わりやすくなっています。

【職務経歴書】部活経験の自己PRのNG例文

私の強みは努力家なことです。
(→強み)

私は小学校から高校までサッカーをやっていました。そのため、大学でもサッカー部に所属していました。

私の大学のサッカー部は強豪校と言われていたため、練習は想像以上に辛かったのですが、頑張って最後まで続けました。

他の部員とも切磋琢磨し、貴重な部活経験ができたと自負しています。
(→エピソードの具体性がない。努力の度合いが数値化されていないためわかりにくい)

この強みを活かして、貴社においても途中で投げ出すことなく、しっかりと働いていきたいです。
(→企業への貢献の具体性が弱い)


NG例文では、強みを証明するエピソードの具体性がないのがマイナスポイントです。

具体性を持たせるためにも、結果は数字で表現するなどの工夫が必要でしょう。

企業の採用担当者は、「この人はどう活躍してくれるのか」を見たいので、強みは納得感のある伝え方を意識しましょう。

まとめ

今回は、部活経験を活かした自己PRの効果的な書き方についてご紹介してきましたが、みなさまいかがでしたでしょうか。

せっかくの実績やエピソードがあるにもかかわらず、なかなか良い自己PRが書けないという方は多いものです。

今回の書き方は誰にでもわかりやすいものとなっているため、ぜひ参考にして頂いて、次の応募が成功へとつながることを願っています。

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