産業カウンセラーの仕事はない？仕事内容や今後の需要について解説

産業カウンセラーはどのような仕事を行っているのでしょうか？

具体的な仕事内容について解説していきます。
 

働く人のメンタルヘルス相談

メンタルヘルスに関する相談を受けることが、産業カウンセラーの仕事の中心となります。

パワハラやセクハラ、企業の業績不振などをにかかってしまう人が増加しています。

働く人が抱えている問題を、産業カウンセラーはカウンセリング能力を用いて引き出し、ともに解決していきます。

当事者が抱えている心の問題に対して、「傾聴」（依頼者の話を熱心に聞くこと）を行うことで悩みを引き出していきます。

そして、産業カウンセラーが解決策を出すのではなく、あくまで本人が問題を解決できるようにサポートしていきます。
 

仕事に関する相談も受ける

産業カウンセラーは、キャリア相談を受けることもあります。

労働基準法や雇用に関する知識を持ち合わせながら、自分自身にあった進路を選ぶことが出来るよう、産業カウンセラーが相談を受けます。

仕事をする人の悩み相談をサポートすると先に紹介しましたが、中には大学の就職課で仕事をされている方もおり、大学生の進路相談を受けることもあるようです。
 

職場の人間関係開発をサポート

仕事をしていくうえで、職場の人間関係はとても重要になります。

産業カウンセラーは、企業や団体向けに、職場の人間関係をよりよくするためのメンタルヘルス研修を提供しています。

メンタルヘルスの基礎知識についての説明や、上司や部下とのコミュニケーションをよりよくするためにはどうするべきかなどを、講義や演習を通じて共有していきます。