
中学校教師から転職│辞めたい理由や向いている人を解説
中学校教師というと、人気の高い職業です。しかしその人気とは裏腹にさまざまな悩みから、中学校教師から転職したい、辞めたいと思っている人も多いようです。今回は転職を考えている方に、「転職体験談」や「おすすめの転職先」などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
中学校教師から転職したい人の理由
中学校教師から転職したいと考えている人はどのような理由からそのように考えたのでしょうか?
今回は、転職したい理由の3つの例を紹介します。
有休休暇の取得が難しい
中学校教師は有給休暇が取得できないことが多くあります。
平日に取得することは困難なので、多くの人は夏休みなどの長期休暇中に取得することになります。
しかし、部活の顧問を引き受けると、部によっては盆暮れ正月まで練習することもあり、ほぼ休みなしというシフトで活動する教師もいるのです。
したがって有給休暇が取れないことで疲労が重なり、退職の理由にもなってしまいます。
労働時間が長い
「労働時間が長いから」という理由を持つ人も多くいます。
多くの中学校教師の勤務時間は原則「8時から17時」となっています。
しかし、実際は授業の準備や部活動の指導などのためこれよりも早く出勤し、残業をするということが多いのです。
よって、家でできる仕事は持ち帰ることになり、家でも仕事という悪循環に陥ります。
さらに、高校受験を控えた3年生の担任になると、進路指導や面接、内申書の作成という仕事もこれらに追加されるのです。
ストレスを感じることが多い
中学校教師は、小学校、高校の教師よりもストレスが多くかかります。
なぜなら中学生は思春期で多感な年齢であり、生徒同士の揉め事はもちろん家庭で問題を起こす生徒も多くいるからです。
そこへ、受験という難題がのしかかるため、周りに反抗する生徒もさらにいるのです。
これらの指導の他にも、日常の事務作業や保護者との対応など気を使うことが多くなり、ストレスが溜まっていくのです。
JobQに中学校教師のストレスに関する質問がありますので紹介させていただきます。
入社1ヶ月なのですが仕事が嫌で、これなら教師に転職したいです。これはやはり甘いですよね。。?
新卒で教育関係の営業職についたものです。
入社から1ヶ月経ったのですが今、仕事が嫌で嫌でたまりません。
塾?の営業のようなもので、先輩に仕事ができないと言われることももちろんなのですが、売り込む商品に対して自分が良いと思えないのです。
最初は自分がいいと思っていた所も保護者と話すと本当にそれがいい部分なのかわからなくなります。
簡単にいえば仕事が出来ないということなのですが、どうしても売り込むことが出来ません。
もともと子どもたちに貢献したくて現職につきました。
教職も持っているのですが、教師にはなりませんでした。
教師よりも影響力を持ったことが教育系の企業で出来るのではないかと思っていたのです。
しかし今は教師のほうが良いのではないかとなっています。
やはり直接子どもたちと接したほうが意味のある時間になると思い始めました
甘い考えであることは分かっていますが、私にこの営業職を続けているメリットはあるのでしょうか。
また、教師ならば、入社1ヶ月で退職したとしても、転職できるでしょうか。
そもそも1ヶ月で辞めたいなんてあまいですよね。
転職について引け目を感じる必要は無いと思います。
しかし、不安なのは教師を甘く見ていないかという点です。
私の同期は教師になって1週間で円形脱毛症になり、1ヵ月で鬱になりました。
教師が子供と触れ合える時間は…続きを見る
Q&Aの回答によると、教師になって一週間後に体調を崩し、1ヶ月後には鬱病になった方もいるようです。
また教師が子供と触れ合える時間は、全体の仕事の3割程度とのことでした。
授業以外の業務が倍以上あると言えます。
そのため教師の仕事は、肉体的にも精神的にも非常にきついようです。
教師を辞めたいと思う方は、仕事量の多さや精神的な辛さが原因でしょう。
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