【宮大工の仕事内容とは】伝統を守るやりがいや給与について解説

宮大工は神社や仏閣などの日本の伝統的な木造建設を手掛ける大工です。

そのため、大工の中でも特殊な技能が求められます。
 

宮大工の具体的な仕事内容とは

日本には数百年以上の長い歴史を誇る文化財が全国にあります。そういった文化財を建築や修復が必要な場合に、仕事を手掛けるのが宮大工です。

宮大工は神社仏閣は全国に存在するため、家を離れて全国をを渡り歩く宮大工も中にはいます。
 

宮大工の1日の流れとは

宮大工は基本的に日の出ている明るい時間しか作業できません。そのため、夕方以降の時間帯は研ぎ場と呼ばれる作業所で道具の手入れなどに時間を割く人が多いようです。

日の出ている時間しか仕事ができないということで、他の仕事と比較すると仕事が始まる時間は早いです。

朝の7時半には事務所に集合し、作業が始まるのは8時半ごろです。そこから休憩をはさみながら12時まで仕事をし、昼食をとります。

1時間ほど休憩をとり、13時ごろから仕事を再開します。その後は小休憩をはさみ、日が落ちる時間まで作業をします。

宮大工は危険を伴う仕事のため、こまめに休憩をはさみます。作業が終わり、作業所に戻ってからは道具の手入れなどに時間を割きます。